なんちゃって田舎暮らし 別館

当ブログは、我が家のWebサイト「nyaponとnyamoの なんちゃって田舎暮らし」の日記別館です。

カテゴリ: 汽車

秋分の日の連休、前日から休暇を取って4連休の秋旅へ。
nyamota氏の要望「くりこま高原駅に行きたい!」により、
目指すは、南東北の3県。 福島・宮城・山形を周ろう。

木曜朝、nyapota氏を学校に送り出してからのんびり出発。
圏央道から東北道に乗り継いで、佐野SAで早めのランチ。
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 佐野ラーメン、うまうま♪

佐野ラーメンほど、我が家で評価の変化したものはない。
初めて食べた時以来、はずれの店が続いて低評価が定着。
それが、美味しい店に当たるようになって急上昇した。
あっさり味を好むお年頃、というのもあるけど。(苦笑)

白河の関を越えて、久しぶりのみちのくへ。
安達太良SAでは、福島産の桃を使ったソフトクリームを。
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 「桃の味が濃い!」

明日の「くりこま高原駅」に向け、今日は移動日の予定。
「でも時間も早いし、せっかくだから福島駅に寄らない?
 やまびこ号とつばさ号の連結・解放が見られるよ。」

休憩しながら、キャンカーの停められる駐車場を検索。
高さの問題があるので、入場ゲートの構造が重要。
ゲートが無く、良さげなところを見つけたので、Go!
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 「私のお散歩も忘れないでください」

福島西ICで降りて、福島県立美術館&図書館の駐車場へ。
新幹線見物の後には、美術館も見学しようという作戦♪

まずは、福島交通 飯坂線の美術館図書館前駅から電車に。
わずか2区間ながら、乗り鉄も楽しみつつ福島駅まで。
車内にはうさぎのイラスト。 「可愛いぞ♪」とnyamo氏。
うさぎは、福島市の観光PRキャラ「ももりん」らしい。
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 「暖簾が掛かってるよ」

車両は、地方私鉄の標準車とも言える、東急のお古。
ステンレス製の18m級車体は、使い勝手が良いのだろう。
車体のラッピングの色も、落ち着いた感じで好印象。
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 「いい電」福島駅

早速、JR福島駅に移動、入場券を買って新幹線ホームへ。
山形新幹線つばさ号の到着は、約1時間後の上り。
よし、それまでは、東北新幹線の到着と通過を見物だな。

その直後、上りのはやぶさ号が通過。
「今の、むらさき色のラインだった♪」と、nyamota氏。
つい先日も東京駅に新幹線見物に行ってきたのだけど、
JR北海道車のH5系は見られなかったらしく大喜び。(笑)
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 「北海道の車両だよ!」

いよいよ、つばさ号を連結するやまびこ号が到着。
連結器カバーを開けて待機。 少し遅れてつばさ号も到着。
一旦停車、駅員さんの合図で汽笛一声の後、微速で前進。

「オーライ、オーライ、あと2m、あと1m・・・」
「ガチャン!」
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 「れんけつ―♪」

 
 【動画】やまびこ号・つばさ号 連結 @福島駅

山形新幹線の列車は、上りも下りも14番線に発着する。
なので、このやまびこ号は東北新幹線下り線を渡って
14番線に入線し、出発時にはもう一度渡って上り線へ。

このため、ダイヤ作成上のネックになっているらしく、
山形新幹線から上りホームに接続する線路を建設中。
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 「やま・つば」は、上りも下りもこのホーム

初めての連結シーンに満足して、再び「いい電」に乗車。
駐車場に戻ってきたものの、美術館の入館時間終了・・・。
残念だけど、見学はまたの機会に。

R4を北上。 宮城入りして、白石市街でお風呂と晩ごはん。
白石ICから東北道に乗って、菅生PAで本日の予定終了。
明日は、朝から5年ぶりの・・・♪

先日は一緒に鉄分100%日帰り旅に出かけたnyamota氏、
夏休みに入ってからは、一人で電車見物に出かけている。



地域性もあって、一人で電車に乗る機会が無かったけど、
最近はバス・電車を乗り継いで出かけるようになった。
昨日も、バスから小田急線・JR横浜線を乗り継いで、
特急列車や貨物列車も見ることができる八王子駅へ。

朝から出かけて行って、ランチを挟んで15:30ごろまで。
随時、nyamo宛のLINEで写真・動画付きの報告が。(笑)
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 「なんか、珍しいのが通過したよ!」

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 「貨物列車が来た!」

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 静止画はどれも |д゚)チラッ という感じ(苦笑)

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 「お昼ごはん」「それ、高いりんごジュースだろ」(笑)

昼は菓子パンをかじって、駅のホームで1日ウロウロとか、
父ちゃんの小学生の頃とまったく同じことをしてるな。
何だか、ちょっとだけ嬉しいぞ。(笑)

父ちゃんと違うのは、「じっくり見たい」ということで、
あまり写真を撮らないこと。 うん、それは正しいと思う。
安全に気を付けて、マナーを守って、楽しんでください。

珍しく休暇を取っていた、カレンダー上の3連休最終日。
2018年夏以来、nyamotaと「鉄分100%」の日帰り旅へ。

前回はnyaponが乗り鉄プランを考えてやったけど、
今回は、nyamota氏自身が考えたプランで、テーマは、
「ロマンスカー三昧 & 新幹線の高速通過見物!」
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 30000形 EXEα で新宿へ

海老名駅前にクルマを停めて、最初は銀色の EXEα に。
車掌さんからロマンスカーのカードを貰って、ご機嫌な人。
優しい車掌さんに、帽子をかぶらせてもらったり。
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 「いろいろもらったよ」

新宿に着いたら、一旦改札を出てすぐに再入場。
nyamotaが、今回一番楽しみにしてたというスポットへ。
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 「ロマンスカーカフェ」♪

新宿駅のロマンスカーホーム正面にあるカフェ。
列車をかぶりつきで見られて、ロマンスカー好きには最高。
次々に発着する列車を眺めつつ、お茶休憩したら・・・
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 70000形 GSE で小田原へ

新宿滞在は小一時間だけ。 とんぼ返りで Go West!(笑)
乗るのは、赤いロマンスカー GSE の後部展望席 3列目。
さすがに3連休、先頭車や最前列は取れなかった・・・。
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 展望席から見た、ロマンスカーカフェ

新宿から小田原までノンストップの「スーパーはこね」号。
海老名も本厚木も通過は初体験で、nyamota大喜び。(笑)
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 「大きいちょうちんだよ!」

約1時間で小田原に到着したら、早めのランチで腹ごしらえ。
それではと、期限2時間の入場券を買って新幹線ホームへ!
いきなりの高速通過シーンに、nyamotaはご機嫌MAX。
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 「速いよー♪」

いつもはスマホ専門のnyamotaも、今日はカメラを持参。
nyapota & nyamota用となっている、PowerShot G11 で。
父ちゃんも一眼レフでなく、PowerShot G1X で奮闘中。
液晶を見ながら、必死でカメラを振り回す親子2人。(苦笑)
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 N700A

N700Sもすっかり増えて、もう珍しくないんだ・・・。
今まで、1本増えた青いヒゲでしか見分けられなかったけど、
見比べると、横顔は"S"の方がずいぶんシュッとしてるんだな。22071809
 N700S

午後からは気温も上がり、新幹線ホームも暑くなってきた。
こだま号が停車していると、冷房の排熱も滞留するし・・・。
熱中症になっても困るので、2時間より少し早めに撤収。

ママへのおみやげを買うnyamotaと、エキナカの物産店へ。
小田急線ホームから、向かいの東海道線の列車を見物したり、
ロマンスカーのミュージックホーンを動画で撮ってみたり。
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 60000形 MSE で海老名まで

最後は、青いロマンスカー MSE で海老名に帰る。
先に前4両が入線、箱根湯本からの後6両の連結を見物して。

海老名で、新宿に向かうはこね号を見送って、本日の予定終了。
今回の「鉄分100%」、nyamotaプランも充実した内容だった。
夏休みに入ったら、ひとりで電車見物に行ってくるのだとか。

鉄道写真家 広田泉さんが、3月28日に亡くなられていた。
数年前から病気と闘っておられることは知っていたけど、
最近は、写真や鉄道の世界から遠ざかっていたので・・・。



資料に近かった鉄道写真をアートまで高めたパイオニアで、
今も「鉄道写真の神様」と尊敬される、広田尚敬氏の次男。
ご自身も感性がすばらしく、一番好きな写真家さんだった。
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 広田泉さん(掲載許可済み / 2009年1月)

親子で運営するWebサイトの鉄道写真年賀状コンテストで、
「広田泉賞」に選んで頂いたご縁で、お会いしたことがある。
2人とも撮影地を周るのはキャンピングカーということで、
千葉県の道の駅でお会いし、並んで車中泊をさせて頂いた。
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 「広田泉賞」に選んで頂いた作品

夜には泉さんのキャンピングカーにもお邪魔して、
カメラやレンズなどの機材や撮影法についてお話を伺ったり、
我が家の長男など、ポートレートまで撮って頂いたり。
翌日には、教えて頂いたポイントに立ち寄って撮影もした。
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  教えて頂いた場所で

nyamo氏と写真展やトークショーにも出かけたし、
鉄道関係の児童書も出しておられたので息子達にもおなじみ。
東日本大震災で被災した路線の復興支援はライフワークで、
もちろんその写真集も購入して応援させて頂いた。



病気になられてからも写真家として精力的に活動を続けられ、
趣味のオートバイのイベントなんかも開催されていたのに。
まだ53歳。 これからも、すばらしい作品を見たかった・・・。

今日は、泉さんを想いながら作品を鑑賞しようと思う。

今年のGW、福島県の羽鳥湖でキャンプというのは決定事項。
nyamota氏が1月の那須高原駅に続いて、新白河駅に行きたいと。
なので、遠くない羽鳥湖畔のキャンプ場を予約したのだそうな。

もちろんnyamota氏の目的は、新幹線の「高速通過」見物。
8年前の新白河駅訪問は覚えていないので、また行きたいと。
東北新幹線の全駅名も暗記して、すっかり準備万端らしく。(笑)

渋滞を避けて前日の夕方出発、東北道の那須高原SAまで前乗り。

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今回も、隣の白河駅近くにクルマを停めて、電車でひと駅。
大正時代建築の白河駅舎は、nyaponの好きな駅舎のひとつ。
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 東北本線 白河駅

新白河駅で入場券を購入。 有効期間の2時間、見物するぞ!
・・・と意気込んでみたものの、列車本数が少なくて寂しい。
先日の地震による影響で、減便の特別ダイヤで運行中のため。
待ち時間があると、曇天で風も冷たく少々寒い新幹線ホーム。

それでも、全力で通過する新幹線に、nyamota氏はご機嫌。
「写真撮るより、ちゃんと目で見たい」と、本気モード。(笑)
停車する列車はじっくり見られるので、それはそれで良し。
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 「連結がよく見える♪」

液晶では通過列車を全く追えなかった1月の反省を踏まえ、
父ちゃんは、重いのを我慢して一眼レフを持ってきた。
特に重い70-200mmF2.8まで持ってきたので、使わなきゃ。

「これなら見えるー♪」 光学ファインダー最高!(笑)
とは言っても、320km/hを綺麗に流せるほどの腕はないけど。
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 「振り回せるー♪」

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 「流せるー♪」

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 「200mmで圧縮ー♪」

駅撮りとはいえ、久しぶりの鉄分補給で父ちゃんもご機嫌。
入場券の有効期間2時間をきっちり使い切って退場。(笑)

白河ラーメンを食べたいけど、まだどこも開店してないよな。
「駅の中のお店は朝から開いてたよ。」とnyamo氏。
本格的なお店ではないけど気分だけ・・・なんて思っていたら、
郡山のタウン誌でも紹介されたとかで、うまうまでした♪
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 久しぶりの白河ラーメン♪

さて、白河に戻ろうと切符を買って改札を通ろうとしたら、
駅員さんが「どちらまで行かれます?」「白河です!」
「いま出たところなので、次までしばらく時間が・・・。」

次の郡山行きは、約1時間後だ。
時刻も調べず電車に乗ろうとする、都会モンのようなミス。
nyaponなんて、今や立派ななんちゃって田舎者のくせに、
いまだに5分や10分おきに電車が来るという感覚で。(苦笑)
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 やっと乗れるね

しばらくお茶休憩してから、無事に白河までひと駅。(笑)

せっかくなので、今回も駅のすぐ裏手にある小峰城跡を散策。
芝生の広場もあるので、雨が降る前にお散歩だ。
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 白河小峰城跡

ところで、nyamotaが連れている・・・
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 お前は誰だ?(笑)

キャンプ場に入る前にとR289沿いの温泉に立ち寄ってみたら、
コロナ対策なのか入場制限中で残念。 K37で羽鳥湖に向かう。

チェックインを済ませて、サクッと設営。
nyamota氏「散歩してくるね!」 すっかり仲良しだな。(笑)
夜は雨が降る予報。 早めに鍋の夕食で暖まって、予定終了。
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 だからお前は・・・(笑)

nyamota氏が、このところずっと「新幹線を見たい!」と。
それではとクルマ旅を計画。 長野の佐久あたりまで行って、
少し新幹線に乗って、善光寺でもお参りして来ようか?

でも、乗りたい訳じゃなく高速通過が見たいのだと。(苦笑)
過去にも、東海道の小田原駅、山陽の姫路駅でも見物したけど、
東北の新白河駅に行った8年前のことは記憶にないらしい。



よし、それじゃ久しぶりに新幹線の「本気」を見せてやろう。
ということで、土曜朝、出発の30分前に行先変更。(笑)

東北新幹線が320km/h走行し、かつ「こまち」「つばさ」の
両方が見られる、宇都宮駅以北、福島駅以南の区間。
8年前は新白河駅だったので、今回は那須塩原駅にしよう。

久々のキャンカー出動。 やどかり3号で、朝6:00過ぎに出発。
受験生nyapota氏は、羽を伸ばす 勉強に専念のためにお留守番。
関越道は渋滞していたけど、東北道は順調で、10:00に到着。
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 早速、E2が高速で通過♪

駅前の駐車場にクルマを停めて、入場券を買ってホームへ。
早速列車が通過し、腰が引けつつも超ご機嫌になるnyamota。
通過線があるので柵がなく、カーブしていて迫力も満点。

nyaponは、前回のように一眼レフは持って来なかった。
自分には、背面液晶で動きモノを追うのは無理だ。(苦笑)
やはり、一眼レフ&レンズを持って来れば良かったか・・・。
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 「なすの」運用で停車のE5 & 通過中のE3「つばさ」

本数も多いし、カラフルな色々な形式が行き交うこの区間。
しかも大好きな「連結」した列車もたくさん見らるので、
nyamota氏は「ここは最高だね!」と。 それは良かったよ。
神奈川では、ほぼ同じ形の白いのしか通らないからな。(笑)

上り下りホーム、カーブのインアウトを1時間半ほど行き来。
父ちゃんが子供の頃は入場券を買ったら1日駅で遊べたけど、
今は有効期限2時間。そろそろ、お昼ごはんにしようかね。

電車に乗って宇都宮に出て、美味しい餃子を食べようか!
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 餃子像

まずは、一度見て見たかった駅前の「餃子像」を見物♪
「餃子の皮に包まれたビーナス」だとは知らなかった。(笑)
初めてなので、駅から近くて密にならなそうなお店へ。

3人とも、色々な種類の餃子を食べ比べできるセットを。
肉・ニラ・しそ・ニンニク・エビ・しょうが・ホタテなどなど。
餃子11個とごはんとスープのセットながら、みんなペロリ。
どれもジューシーで、うまうまでした♪
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 11個すべて具が違う!

宇都宮で観光の予定は無いので、那須塩原にとんぼ返り。

「おっ、夕方の光がカッコいいぞ。もう1回新幹線見るか?」
「見る見る!」 再度、入場券を3枚購入して新幹線ホームへ。
「絶対、監視カメラで『また来た』とか言われてる」(苦笑)
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 E6「こまち」+ E5「はやぶさ」

流線型の車体に、夕方の「斜光線ギラリ」がカッコいい!
nyamo & nyamotaも、iPhoneで写真や動画をたくさん撮影。

nyamo氏は、高速通過中のE5を自撮りでピタリと並べる。
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 奇跡の1枚(笑)

nyamota氏は、カッコいい「ギラリ」を撮れたのに・・・
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 ママの髪と被る(苦笑)

超高速通過と美味しい餃子を堪能して、本日の予定終了。

スーパーで食材を仕入れ、温泉で温まって、道の駅まで。
ここ塩原は、旅犬ゆずさんが最期に立ち寄った道の駅である。
まあ今日も、コソッとキャンカーに乗っているのだろう。(笑)
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 今回は「こゆず」も

窓の結露が凍り付いていた朝。 今日は、のんびり帰るだけ。
西那須野塩原ICから東北道、圏央道に乗り継いで相模原ICまで。
天気は良く、真っ白な富士さまが遠くにはっきり見えている。

渋滞もなく順調で、給油も済ませて11時には無事に帰着。
予想外の早い帰宅で、なぜか焦る受験生nyapota氏。(苦笑)

日曜も、目が覚めると雲一つない快晴。
昨夜ゲリラ的な豪雨があって、路面はウェットだけど。
この天気ならすぐに乾くだろうと、出発準備を。
昨日は緑のたぬき号と遊んだので、今日はこまち号だ。

朝日が眩しい6:00に出発。
R412からR129に乗り継いで、海沿いの湘南道路R134へ。
今日は、湘南方面で「鉄分補給」をしてこようと思う。

江の島をかすめてR467に左折するとすぐに・・・
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 江ノ電の併用軌道区間♪

右手には江ノ電の先頭部がある、「江ノ電もなか」のお店。
ここは後で見物に来るとして、まずは湘南モノレールへ。
少し前に鉄道旅の番組で取り上げられて、見たくなった。

数少ない「懸垂式」モノレールなので、インパクト大。
最近は、アトラクションとして乗りに来る人も多いとか。
nyamotaも、番組を見て「乗りたい!」と騒いでいた。
nyaponは、千葉市のものなら乗ったことがあるのだけど。
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 「来たぁ!」(笑)

このあたりの区間は、住宅街の道路上を走っているので、
頭の上を通過していく列車を真下から眺められる。
都会のビル街でなく、閑静な住宅街というのが面白い。
子供の頃の絵本では、「未来の鉄道」的に紹介されていた。

湘南江の島駅に向かって結構急な勾配を下っていくので、
先頭に乗るとジェットコースターみたいだろうな。
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 住宅街に「未来の鉄道」

そして、撮影スポットとして有名な場所に到着。
地平の片瀬山駅から道路上の高架に上り始める地点で、
高さ制限3mという至近距離の頭上を列車が通過する。

もちろん、ぶつかる訳は無いのだけど、
感覚的には手を上に伸ばしたら車両に触れそうな迫力。
初めて来たけど、思わず首をすくめてしまう・・・。
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 「うおぉーっ!」(笑)

朝7時台で、列車が3,4分おきに行き交うので飽きない。
あまりに楽しくて、30分以上ずっと見物していた。(笑)
nyamotaを連れてきてやったら、喜びそうな場所だな。

また、モノレールと頭上ですれ違いながら帰途に。
先ほどの併用軌道区間で、江ノ電の通過も見て行こう。
江ノ電色の4連が見られてご機嫌♪ 鉄分補給完了!
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 4連が来たっ♪

帰りも、朝日に輝く相模湾を横目にR134で。
江の島に渡るクルマ、水族館に来たらしいクルマが多い。
そして、西行き東行きともバイクも多い! 
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 江の島!

久しぶりに平塚方面を通るので、おやつを買って帰ろう。
神奈川では黄色い自販機がおなじみの「湘南クッキー」。
そのアウトレットショップが、R129沿いにある。

コインロッカー式の自販機で、「お楽しみセット」を。
賞味期限が近付いたもの、通常1000円分のセットが500円。
これで、本日のお土産も確保♪
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 アウトレットも無人販売

定番ルート、伊勢原を抜けて宮ヶ瀬経由で帰ろう。
お山が近くなると、すれ違うバイクも増えてきた。
やはりお約束、「カブで来ない日はカブが多い」だ。

空は変わらず快晴、土山峠のクネクネもご機嫌で。
対向車線は、パトカーが先頭の大名行列もあったけど。
制限速度30km/hの区間が続くからなぁ・・・。(苦笑)
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 ブンブーン♪

宮ヶ瀬湖畔に出てからも、自転車、バイクが行き交う。
帰宅してから、GoProで撮った映像を見返していたら、
マスツーの皆さんに手を振って頂いていたのに気付いた。

3台のタンデマーの方が手を振ってくださっていたのに、
数台の自転車をパスするために左側に注意していたので、
対向車線を気にしていなかった。 失礼しました!
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 ごめんなさい、気付きませんでした

ちょうどオープン直後の時間帯になったので、
昨日に続き、いつもの駐車場にも立ち寄ってみるも・・・
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 「混雑のため通過致します」

ちょうど10:00に無事帰宅して、快晴の朝の湘南散歩終了。

「宣言解除」の今週末も、結局神奈川県内で完結したけど、
秋空の下、そろそろ隣県にも足を延ばしていこうかなと。
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 本日のおみやげ

雑誌の購読サイトで目についた旅行雑誌、「旅の手帖」。
汽車旅派だった小中学生のころ、よく読んだものだ。
懐かしいな! 紙媒体の衰退が激しい中、頑張ってるのね。

時刻表も発行する交通新聞社の雑誌で、JRグループ協力。
昔は当然「国鉄協力」で、出版社名も「弘済出版社」だった。
確か、国鉄全線乗りつぶしを目指すキャンペーン、
「いい旅チャレンジ20,000km」の事務局にもなっていた。

今にして思うと、旅の手帖を買って読む小学生とか、
ませているというか、親父くさいというか・・・。(苦笑)

まあ当時は、終日列車に乗り続け、夜は駅の待合室のベンチ。
記事のような街歩きなど、数えるほどしかしなかったけど、
ネットなど無い時代、とにかく書籍や雑誌を読み漁ってたな。
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 「旅」が足りていない・・・

いつまでも断続的に続いている、緊急事態に外出自粛要請。
旅好きとしては、そろそろ禁断症状が出始めて・・・。
「遠くに行くのだけが旅ではない」のは分かっているけど、
ずっと県内縛りのお散歩が続いて、体が旅を欲している。

美しい紅葉の表紙に魅かれ、「旅欲」に負けてポチっと。

特集は、文化庁が認定する「各地の歴史を通じて魅力的な
文化や伝統を語るストーリー」である、日本遺産。



来週からは10月に入って、いよいよ秋も深まってくる。
汽車旅やキャンカーでのクルマ旅はもちろん、
バイクでも、歴史や文化に触れる旅に出られるといいな。

「20日前までに予約すると、JRの特急が半額!」
「よし、どこかに(笑)行くぞ!」
しかし、すっかり油断していて、キャンペーン終了間近に。

「E351系の頃以来の「あずさ」(以前は「スーパーあずさ」)
に乗って、高速コーナリングを堪能しよう!」とnyamo氏。
あの時は、今回は留守番のnyapotaが0歳児だったな・・・。

「当然、新宿-松本間の全区間乗車に決まってるじゃん」と、
早速、新宿までの往復のロマンスカーも予約していた。
土曜朝、まずは海老名から小田急のロマンスカーで新宿へ。
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 「おっ、VSEじゃん♪」

nyamo氏が、何だか得意気に席に案内すると思ったら・・・
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 最後尾の展望席!

しっかり、1号車 1A,1B,1C を予約していた。(笑)
残念ながら、先頭は取れなかったらしいけど、
展望席が初めてのnyapota氏は、終始ご機嫌だった。

新宿で中央線特急ホームに移動して、駅弁屋さんへ。
これも楽しみだった♪ 汽車旅でコンビニ弁当は無い!
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 特急 あずさ 19号 松本行き

11:30 新宿を定刻に発車・・・、と同時に駅弁を。(笑)

nyamotaは「チキン弁当」、nyamoは「とりめし弁当」、
そしてnyaponは「たけのこ おこわ弁当」。
本当に駅弁って、なぜか冷めていてもうまうま♪
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 汽車旅の楽しみ!

E353系に乗るのは、3年前のnyamotaとの日帰り旅以来。
あの時は、特急かいじ号としての短区間だったので、
山岳区間で車体傾斜装置ONの高速コーナリングは初体験。

つい「振り子式車両」と言ってしまいそうになるけど、
前のE351系と違ってエアサス(鉄道では「空気ばね」)
を使って傾斜させる構造なので、「振り子式」ではない。

八王子を過ぎて山岳区間に入り、本気を出し始めた。
車端部の席なので、カーブの度に足元の台車から音が。
「カチッ! プシュー、プシュッ!」
車体がグイッと傾いて、高速のまま通過していく。
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 ※イメージ (こんなには傾きません・笑)

実際に傾くのは1.5度だけど、乗っていると結構傾斜する。
「傾くねぇ♪」 隣で、鉄子のnyamoが一番嬉しそう。(笑)
バンク感なら、JR北海道のディーゼル特急の方が上かな。
あちらは、エキゾーストノートも聞こえてバイクみたいだし。

制限速度+25km/hでの曲線通過が許されている、この車両。
笹子峠に向けてのワインディングも、100km/h前後の高速で。
スマホのマップアプリで通過中の線形を確認したり、
速度計アプリで通過速度をモニタしたり、忙しい。(苦笑)

こんなご時世ではあるけど、
乗車率は、一番混んだ八王子-甲府間でも3,4割くらいか。
車内販売は休止で、座席の向かい合わせ利用はNG。
まあ、その辺の通勤電車より、よほど安心感あり。
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 「カッコいいね!」

「まつもとぉ~」
松本名物、独特の到着アナウンスでお出迎え。

さて、特に観光をする予定はないので・・・、(苦笑)
駅ビルのカフェでお茶休憩をしたら、ホテルへ。
夕食を兼ねて少し街歩きをして、あとは部屋でのんびり。
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 「昔の駅の看板だって」

日曜朝、再び駅へ。 お土産を買って、ホームで電車見物。
中央西線方面への直通列車もあるので、JR東海の車両も。
ちょうど、向かいのホームに特急「しなの」名古屋行きが。
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 これは「制御付き自然振り子式」車両

隣のホームに到着した「あずさ」は、付属編成付きの12両。
だけど、昨日のも今日乗るのも、基本編成のみの9両編成。
連結好きのnyamota氏は、少々残念だった模様・・・。

それでも、今日乗る「あずさ18号」は特別な列車。
途中の停車駅が茅野、甲府、八王子のわずか3駅のみで、
新宿まで2時間23分で走破する、最速の「あずさ」号。
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 「あそこを通ってみたかった・・・」

10:10 松本を定刻に発車。

松本を出ると、塩尻にも岡谷にも停まらない。
直線の塩嶺トンネルは、もちろん全力疾走で通過。
甲府盆地に向けて、車体を傾斜させて駆け下りていく。

E353系の設計最高速度は、130km/h。
長いトンネル内や平地など、線形が良い区間は全開!
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 ただいま、最高速度で走行中

やはり、甲府から八王子にかけてのワインディングも、
「プシュー、プシュッ!」と車体を傾けながら疾走。
最近の停まり過ぎな特急と違って、「特別急行」らしい
数の停車駅のみで中央東線を駆け抜け、新宿に到着した。

また帰りも、海老名までの小田急線はロマンスカーで。
入線してきたのは・・・
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 初めて乗る「赤いやつ」、GSE♪

GSEが発表された時、連接車体でなくなったと聞いて、
あの「カタン、カタン、カタン、カタン!」という、
独特の通過音じゃなくなるのが寂しいなと思っていた。
ホームドア対応など、編成の統一は必要なのだろう。

先頭車両に展望席が設けられたのは、やはり嬉しい。
週末、温泉や観光を楽しみに箱根に向かう列車は、
EXEやMSEのようなビジネス特急とは違うのだから。

しかし、この真っ赤な流線型車体、nyaponの世代には、
どうしても名鉄パノラマカーに見えて・・・。(苦笑)
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 海老名では、GSEの離合♪

雨の海老名駅に無事帰着。 nyamotaの大好きな、
ミュージックホーンを鳴らしながらの発車を見送って、
1泊2日、特急「あずさ」& ロマンスカーの旅も終了。

列車に乗るのだけが目的のつもりで出かけた旅ながら、
家族みんな大好きで、我が家に常備されている、
「ハルピンラーメン」を仕入れられたのが収穫かな。

まあ、松本じゃなくて諏訪のご当地ラーメンだけど。(笑)

毎年この時期、JR各社から春の臨時列車に関するリリースが。
そんな中で、JR東日本のリリースの中に寂しい発表があった。
東京-大垣間の夜行快速、「ムーンライトながら」の運転終了。
昨年春の運行が最後となり、今後は設定されないらしい。

繁忙期に運転され、青春18きっぷの愛用者に人気だったけど、
「お客さまの行動様式の変化により列車の使命が薄れ・・・」
「使用している車両の老朽化に伴い・・・」とのこと。



最近は特急型車両による全車指定席の臨時列車だったけど、
nyaponの世代にとっては、無名の「大垣夜行 340/345M」。

急行型165系のボックスシートで、エビのように眠ったもの。
繁忙期などは、席確保のために何時間も前から行列したり。
割安なグリーン車も人気だったけど、貧乏学生には・・・。
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 これは165系と同型の169系

記憶に残るのは、初の北海道旅に向かうために乗った時。
1986年の春、「国鉄」の終焉まであと1年となっていた。
理由は忘れたけど、大阪から米原の間で列車が遅れて、
米原から大垣までは、特急「しらさぎ」に飛び乗った。

間に合う乗り継ぎ列車が本当に無かったのか、
少しでも早く大垣に着いて、席を確保したかったのか。
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 スタート早々、700円の出費(苦笑)

21時過ぎに大垣発、翌朝4時半くらいに東京着。
どこかで食べた駅そばの出汁で、関東にいるのを実感した。

確か、常磐線経由で鈍行を乗り継いで夜には青森に。
青函連絡船の深夜便から、お約束の「函館ダッシュ」。
確保した始発特急の自由席で、初めての北の大地を眺めた。
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 記念に1枚余分にもらってきたやつ(笑)

10日間ほど道内を乗り回って、再び連絡船で青森へ。
夜行急行の自由席で上野まで戻ってきた。
東北本線経由の「八甲田」、奥羽本線経由の「津軽」、
常磐線経由の「十和田」、どれに乗ったか覚えていない。

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 【1/24 追記】
  周遊券に秋田駅の途中下車印を発見したので、
  奥羽本線経由の急行「津軽」で帰ったことが判明。
  10分の停車時間に、改札まで走ったんだな。(笑)
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東京で夜まで時間をつぶした記憶はないので、
大垣行345Mでなく、昼間に大阪まで乗り継いだのだろう。
始業式の日の直前まで、放浪していたのだろうし。(苦笑)
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 既に過去帳入りした駅名も多い

この北海道旅の写真は全く残っていないのだけど、
途中下車印のたくさん押された周遊券の他に、
大垣夜行に乗り継ぐために車内で買った特急券、
記念にと余分にもらってきた乗船名簿も残っている。

寝台列車とはまた違う、夜行列車の座席のあの雰囲気。
レールサウンドが心地良く、高速バスともまた違って。
旅に出るのに、良くも悪くもスマホなんてものは持たず、
車窓を流れる灯りを眺め、色々なことを考えたあの頃。

本当に「使命が薄れ」てしまったのか分からないけど、
青春時代の思い出の残る列車がまたひとつ・・・。

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