子どもの頃から何度見たか分からない、映画「新幹線大爆破」。
もちろん、後年になってからのテレビでの再放送で。

日本で制作されたパニック映画の最高傑作とされているけど、
まだ戦後を引きずっていた時代背景による重い展開などは、
子どもには分かるはずもなく、ただ「新幹線の映画」として。
犯人目線のストーリーが理解できたのは、ずっと後のこと。


 オリジナル (1975年)

その「新幹線大爆破」の現代版が製作されたと。

単なるリメイクでなく、設定が通ずる「リブート」として。
オリジナルとのつながり、「続編」要素もあるらしく。
JR東日本の協力もあり、なかなか良いらしいという評判で。
あの「シン・ゴジラ」の監督で、VFXや特撮も期待できる。

nyamo氏のご要望で、ネトフリには加入している我が家。
普段はほとんど見ないnyaponながら、ありがたく♪


 新幹線大爆破 (2025) 予告映像

エンターテインメント作品として、とても良かった!
ファンタジーなので、あり得ない設定や展開もあるものの、
そこをいちいち鉄オタ視点で突っ込むのは野暮なやつ。
そもそも監督さんも鉄オタで、みんな分かってやってるし。

オリジナル作品へのオマージュであろう小ネタにニンマリ、
50年後の続編要素を感じさせる設定にも胸アツだった。


 リブート版 (2025年)

国鉄から協力を得られなかったオリジナル作品と違って、
役者さんは、JR東日本の教育で鉄道員の矜持を学んだとか。
運転士役 のんさんは、演技は素晴らしく所作もカッコ良く。
本物の乗務員さんからも、リアルだと称賛されているそう。


 一気に引き込まれたシーン

日々の安全を支えている、鉄道員の皆さんに敬意を。
高速高頻度の新幹線だけでなく、地方のローカル線も同じ。
また乗務員だけでなく、駅務・指令所・保線・車両保全も。
そういうのがちゃんと描かれて、JR東日本協力なのだろう。
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 安全に高速通過見物を楽しめるのも・・・

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 東海道のダイヤでは、ストーリー設定も難しいか

テレビの前で、おやつと飲み物を用意して配信を視聴。
続けて、2時間半を超えるオリジナル作品まで視聴したので、
ちょっと疲れてしまった・・・。(苦笑)