GW休暇も折り返しながら、ツーリングに行けていない。
渋滞回避のためカレンダー上の平日、加えて晴天予報の日。
そうなると、今日か明日しかない・・・。 よし、出るぞ!

久しぶりに、青梅街道ではなく周遊道路で奥多摩へ。
今回も、Googleマップの「行ってみたい」からネタ選び。
位置的に近い、廃スポット2か所をめぐってこようと。
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 新緑と桜♪

高尾から五日市に抜けて、檜原街道を西へ。
「東京で一番標高の高い道路」奥多摩周遊道路に入ると、
期待していた新緑だけでなく、まだ満開の桜も見られた♪
2輪も4輪も「攻めてる」連中はいるけど、まだ平和な方。
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 最高地点の標柱(標高1146m)

奥多摩湖方面に下って「山のふるさと村」の駐車場まで。
現在は途中で通行止めながら、ダムまで歩ける遊歩道が。
その遊歩道脇に、「廃」好きには有名な物件がある。
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 「あったあった・・・」

もう土に還りかけている、オート三輪の廃車体。
昭和30年代の車両なので、小河内村がダムに沈む時まで
この辺りで活躍していた車両なのかな・・・。

周遊道路もふるさと村も無い時代、湛水面より高い場所に
放置されたオート三輪、どんなストーリーがあったのか。
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 ダイハツ製のオート三輪

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 荷台の下から生えた木も大きく育って

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 バーハンドルの台座にバイクのようなフレーム

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 空冷単気筒 OHVエンジン

本当はここのレストランでランチできれば良かったけど、
GW期間中でも、きっちり水曜は定休日なので。(苦笑)
途中の道の駅で何か食べるか、家まで帰ってしまうか?

さらにクネクネしながら下って、終点の川野駐車場まで。
ここには、「廃」好きでない人にも知られた物件が。
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 廃ロープウェイの遺構

駐車場内に奥多摩湖ロープウェイの鉄塔が残っていて、
頭上には対岸までのケーブルも張られたまま。
そして道を渡って急斜面の階段を上っていくと・・・
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 三頭山口駅跡

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 改札口を抜けると・・・

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 搬器も残っている

昭和36年竣工で、昭和41年には休止されたとのこと。
対岸の川野駅まで、高低差はほぼゼロで全長600mほど。
今は近くに橋もあって、クルマなら数分で行ける。
遊覧目的にも交通手段としても、厳しい立地だよなぁ。
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 ワイヤーも機械室もそのまま

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 壁には銘板が

2か所の廃めぐりができて、すっかり満足。
空腹具合と相談しながら、鶴峠経由で戻り始めよう。
さすが平日。 K18も上野原からのR20甲州街道も順調で。
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 山梨K18も新緑が鮮やか♪

あまりに快走できるので、結局、ランチもせずに帰宅。
さすがにお腹が空いたけど(苦笑)、楽しく走れたな♪
休暇後半戦も、渋滞を避けつつどこかへ行きたいもの。