朝食を食べて、しっかり日が昇った8:00に宿を出発。
それでも気温は1℃。 電熱グローブで良かった・・・。

今回のツーリングでメインとなる目的地に向かうため、
潮来の市街を抜けて、昨日と同じく霞ヶ浦方面へ。
来る時にも気になった、景色の良い場所で小休止を。
25020801
 妙岐ノ鼻(霞ヶ浦浮島湿原)

せっかくなので、少し湖畔の道路をトコトコと。
25020802
 「気持ちいいなぁ♪」「寒いけど」(苦笑)

メインの目的地とは、美浦村にある「鹿島海軍航空隊跡」。
以前から廃墟として有名だったのが、昨年一般公開された。
昨日立ち寄りたかったけど、公開日が土日のみなので。

9:30に到着して自動車庫跡の建屋で受付を済ませると、
ガイドツアー限定公開の場所もあるというので参加する。
軽油庫の隠し通路とか、本庁舎2Fを電灯片手に案内頂く。
25020805
 本庁舎

25020806
 本庁舎 内部(写真の2Fは、ガイドツアー限定公開)

その後は、広大な敷地内を自由に散策できる。
建屋が残っている所、基礎だけ、放置された機材なども。
戦後、一部は病院として再利用されていたとのことで、
すべてが戦前のものではないけど、興味深いものばかり。
25020807
 士官烹炊所、奥は士官官舎

25020808
 汽缶場(ボイラー室)

25020809
 汽缶場 内部

地面からボルトが出ていたり、割れたガラスがあったり、
自己責任で「そのまま」を見せてもらえるのが嬉しい。

一方で、予算があって「保存」されている訳ではなく、
この先何年もこれらが残っているとは限らないとのこと。
実際、近年になって朽ち果てて消えた建屋もあるらしく。
「たくさん写真を撮って記録して帰ってくださいね」と。
25020810
 自力発電所

25020811
 自力発電所 内部

近代化遺産に廃墟、どちらも好物なので、満足度高し。
戦跡なので、無邪気にはしゃいで良い場所ではないけど。

最後に、敷地外で自由に見られる遺構にも立ち寄る。
25020803
 水上機の滑走台跡(現在は水上バイク等のスロープ)

25020804
 カタパルトの台座跡(丸い部分)

小1時間のつもりが、興味深くて2時間も見学していた。
次の目的地はスキップかなとも思ったけど、初志貫徹で。
25020812
 牛久大仏

ここも以前から気になっていて、初めて来ることできた。
駐輪場にはバイクが多くて、若い子も多いのが意外。

遠くに見えたことはあったけど、120mは本当に大きい。
快晴の空に、直立した大仏さまのお姿が美しいな。
誰が建てたのかと思っていたけど、お東さんだったのね。
25020813
 お胸の窓からの眺め

13:00を過ぎて、今日もランチが遅れ気味。(苦笑)
定番、常総市まで行ってお土産購入&ランチかな。

常総ICを下りて、佐野ラーメンのお店で遅いランチを。
石下の近くの鶏屋さんに着くと、休業らしくて残念。
数軒離れたお団子屋さんは開いていて、無事にゲット♪
25020814
 圏央道 坂東PA

おっ、SAPA空白エリアだったこの辺りに、新しいPAが。
まだ内回り線だけながら、コンビニもあってありがたい。

このあたりの冬場のお約束、吹き流しが立つほどの横風。
80km/h巡航でも、車線内に収まって走るのがやっとで。
突風で前輪の接地感がゼロになる瞬間もあって、恐怖だ。
そして、向かい風だと150km/h相当の風。 寒い!(苦笑)
25020815
 春子屋さんのお団子♪

いつもながら、関越道を越えると風はぱったりと止む。
八王子JCTの渋滞も無く、給油を済ませて無事に帰宅。
エンジンを止めると、ちょうど17:00のチャイムが。

お団子は、2-5月限定という草団子との2色入りにした。
無添加で賞味期限当日限りのお団子、今回も大好評で。
寒い中でのお泊りツーながら、大満足で無事終了。