年末の関西旅で、阪神の梅田駅にいた5001形「青胴車」。
「あぁ、まだ現役だったんだ」と、スマホでパシャリ。
すっかり忘れていたけど、最近、ネットの鉄道好き界隈で、
なぜか「青胴車」のワードが登場するようになってきた。

ちょっと検索すると、2/10が最終運行で引退するのだと。
既に、あの5025Fが最後の1編成だったらしい・・・。
うわぁ。 知っていれば、予定変更して乗っておいたのに。
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 最後の出会いだったらしく

阪急の今津線沿線で育ったnyaponの阪神電車の思い出は、
毎年新聞屋にもらう招待券で阪神パークのプールに行く時、
今津から甲子園まで2駅間だけ乗る、普通電車の青胴車。
特急・急行運用の赤胴車に乗る機会は、ほとんど無かった。

阪急の支線区ではまだまだ非冷房車が珍しくなかった時代、
ひと足早く、既に冷房化率100%を達成していた阪神電車。
1kmにも満たない駅間距離、ジェットカーの凄い加減速、
そして、いつも冷房の効いた涼しい車内が青胴車の思い出。
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 端正な阪急顔も過去のものに(2009年)

好きなのは、やはり通学でも慣れ親しんだ阪急電車。
だけど、マルーンカラーの塗装は頑なに守ってくれるのに、
リニューアルと称して車両を変顔改造するのが玉に瑕だ。
ほぼオリジナルの阪神顔を保ってくれた、阪神電車に感謝。

阪急と阪神が経営統合するなんて、想像しなかったあの頃。
子どもの頃からの思い出の車両が、またひとつ消える。