羽田空港にあるJALの格納庫・整備場を見学する機会が。
この整備場では、JALグループ各社の機体だけでなく、
羽田に発着する外国機の9割も受託整備しているのだと。

見学コースの最初の扉を開けると・・・
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 思わず声が出る巨大な空間が

最初のM1ハンガーは、奥行き100m、幅175mとのこと。
高さは40mなので、10階建てのビルよりも高い計算。
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 M1では、やぐらを組んで重整備を

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  4枚窓のコックピットは B787

続いて、環八通りを陸橋で越えて、隣のM2ハンガーへ。
こちらはM1よりさらに広く、幅が約200mもある。
この空間なのに、ワンスパンで柱が無い建屋にまず驚く。
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 M2では軽整備と日常メンテ 機体は B777

2Fや壁際の通路から遠目に見るだけかと思っていたら、
フロアに下りられて、機体の真下で見学させて頂ける。
それどころか、タラップで上って機内客室や操縦席まで。

もちろん、入館前のセキュリティチェックは厳格だった。
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 普段、あり得ない角度から (1)

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 普段、あり得ない角度から (2)


ちょうど整備を受けていた、B777-300ERのこの機体。
後日に調べてみたら、翌日にタイ バンコクまで1往復、
翌々日にはシンガポールまで。 これはメンテも大変だな。
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 推力世界最大、直径3.4mのエンジン(B777)

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 6機格納できる巨大空間 機体は B767

目の前はA滑走路の南端。 北風だったので着陸側だ。
超過密な羽田空港、数分おきに続々と着陸してくる。
ハンガーの内も外も、気になって仕方がない。(苦笑)
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 予備のエンジンとのこと

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 貴重な経験だった

空の安全を担う、航空機整備という業務の意義を実感。
JALの業務や歴史、機材を紹介するミュージアムも併設。
ここ最近はなかなか予約が取りづらいと伺ったけど、
個人や家族でも参加できる格納庫見学会もあるとのこと。

うちには、そろそろ将来を考え始めるべき人が2人ほど。
工場見学や企業博物館の類には昔からよく出かけたけど、
今こそ、社会科見学に引っ張り出すのも良いかも・・・。