休日移動の帰宅日、リニア・鉄道館を見てから帰ろう。

あおなみ線の1日乗車券を買うと、トータルでお得だと。
全線往復で720円のところ、800円の一日乗車券を買うと、
リニア・鉄道館が200円引きになる優待券が発行される。

混雑するかと事前にWebチケットを買っていたのだけど、
結局大した混雑も無く、Webチケットはキャンセルした。
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 あおなみ線 一日乗車券 800円

あおなみ線の金城ふ頭駅前にある「リニア・鉄道館」へ。
JR東海運営の施設で、ゆかりのある車両や史料を展示。
鉄道博物館(JR東日本)、京都鉄道博物館(JR西日本)
に続いて、開館13年目にしてやっと訪れることができた。

東海ゆかりの在来線車両もたくさん展示されているけど、
個人的には「東海道新幹線の博物館」という認識。
今日は時間も限られるし、新幹線車両をメインに見学する。
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 最初の「シンボル展示」ゾーンを過ぎると

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 壮観の「車両展示」ゾーン

0系,100系,300系,700系、歴代の東海道新幹線の車両が。
白地に青のラインは東日本に比べて地味に見えるものの、
統一感のあるデザインは、誰が見ても「Shinkansen」だ。

速度向上と「トンネルドン」との闘いで、先頭形状も進化。
無印700系のカモノハシ顔は、今では優しく見えるくらい。
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 先頭形状の変遷がよく分かる

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 屋外にはN700系の先行試作車

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 ドクターイエローの先輩 0系ベースの922形

思い出深いのは、やはり元祖の0系と、青春時代の100系。
小学生時代、毎年夏休みに広島の親戚のところに行くため、
母や姉と乗った0系。 必ず、食堂車を含む全車を探検した。
中学校の修学旅行は、0系に乗って富士・箱根・伊豆へ。

中学時代に登場、学校から見える2階建車両にワクワクし、
就職した時には新大阪から新横浜まで乗ってきた100系。
今でも動画などで「ひかりチャイム」のメロディを聞くと、
期待と不安を胸に乗った若かりし頃(笑)を思い出す。
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 100系(左)と 0系(右)

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 懐かしい色使いの0系車内

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 利用する機会の無かった、100系の2階建食堂車

他には、新幹線開業以前から未来のリニアまでの史料。
車両以外にも、鉄道のしくみに関する実物機材を保存。
子どもには絶対人気の、ジオラマやシミュレータもある。
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 懐かしい、「パタパタ」の発車案内とか

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 懐かしい、ピンを挿すタイプのマルスとか

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 子どもに人気の運転シミュレータとか

10/1に開業60周年を迎えた東海道新幹線。 その展示も。
「クリスマス エクスプレス」「ファイト!エクスプレス」、
歴代の傑作CMなんかも見られたら嬉しかったな。
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 うん、神奈川は無いな(苦笑)

久々に東海道新幹線に乗って、あらためて感じた凄さ。
常々「こだま」号こそ、その凄さが分かると思っている。

285km/hで「のぞみ」や「ひかり」に追われながら、
全力で加速して流れに乗り、スムーズに減速して停車。
それを、数分間隔の過密ダイヤ上で行っているのだから。

趣味的には「効率一辺倒の東海道新幹線はつまらない」と
思うことも多かったけど、コロナ禍以降は変化してきた。
少なくとも、世界最高の鉄道システムなのは間違いない。