サスペンションの初期荷重を設定する、プリロード調整。
400X こまち号の時は、フロント/リアとも最弱だった。
基本的にタンデムはしないし、荷物満載で走ることも無く、
荒れた路面でのバタつきの方が気になったので。

特に最近のアジアマーケット重視のグローバルモデルは、
海外の路面状況や積載条件からか、硬いサスが多い印象。
CBR400Rと400X(NX400)、ジクサー250とVスト250SX、
ロードスポーツと共用シャシーという制約もあるだろうし。

もちろん、日本仕向けに調整はしているのだろうけど、
体重63kgの1人乗車では、いつも突き上げが強く感じる。
ポヨンポヨンの鉄カブとは比べちゃいけないけど。(笑)

↓ こまち号のプリロード調整


赤いきつね号も、「OFF寄りキャラ」の割には足は硬め。
車体構成は「ジクサー クロスオーバー」な感じなので、
色々と制約がある中でよく成り立たせているなとは思う。

決して乗り心地が悪いという訳ではないものの、
もう少し、荒れた路面でも追従性が上がれば嬉しいなと。
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 ネツレン製のフックレンチ(65-75mm)

リアだけはプリロード調整可能なので、やってみるかと。
「あ、車載工具にフックレンチは無いのね。」(苦笑)
国産品でも1,000円もしないのだから、買っておこう。

土日ともイマイチな天気予報の週末、空を伺いつつ作業を。
Vストローム250SXの標準は、7段階の弱い方から3段目。
差が出るのかも分からないので、まずは最弱を試してみる。
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 3段目に黄色い合いマークが

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 レンチのサイズ選択はOK

センタースタンドが無いので1G状態で回すしかなく、
もちろん、カメラ片手に回せる代物でもない・・・。
持ち手と支え手の位置、手の動線上の障害、体重の掛け方、
充分に着手前KYをやってから(笑)、「うりゃっ!」と。

跨って座った瞬間、スッと下がる感じから結構変わった。
少し足着きも良くなったけど、言われたら気付く程度か。
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 2段回して、最弱の1段目に 

雨雲レーダーでは微妙だけど、何とか持ちそうな空模様。
お約束、宮ヶ瀬周回テストコースで試走してみよう。

マンホールや荒れた舗装での突き上げが、丸くなった。
コーナーの途中にうねりや波状舗装があるところでも、
ちゃんとタイヤが追従しているという安心感が増した。
劇的な変化ではないものの、良い方には振れたみたい。
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 何とか雨は降らず

ただ、この最弱セッティングで確定、とはいかないかも。

メーカー推奨の慣らし運転期間1,000kmは過ぎたけど、
この”Made in India”のメカは、まだ慣らし進行中な感じ。
先日シフトシャフトサポートを付けたミッションにしても、
このサスペンションにしても、もっと慣らしが必要な印象。

まあフックレンチも買ったのだし、いつでも調整は可能。
もし動きが変わったと感じたら、再調整を楽しめば良い♪
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 初めて見かけたやつ

いつもの駐車場、今日も、四輪の方にも面白い車が多数。

帰り道は、目の前にAW10型MR2(初代の小さいやつ)が。
懐かしくて、ずっとテールを眺めながら走ってきた。
好きな車で、当時はカタログも持っていたなぁ・・・。