湿度が高く、「鉄カブ」緑のたぬき号には辛い季節が続く。
「むしろ錆びてる方がカッコイイ」とは言っているものの、
朽ち果ててもらっては困るので、たまには錆取りや錆止めも。
「適度なヤレ具合」を維持するのも、なかなか大変だ。(笑)

錆取り剤を準備してみたり、各部の状態を確認してみたり。
レッグシールド固定ナットのワッシャーも赤くなってたな。
ステンレス製に換えてしまうのが早いけど、それじゃあね。
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 後端を止めてるやつ

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 ・・・いや錆よりも(苦笑)

「あっ、完全に割れてる。」

お約束の破損箇所で「そのうち遅かれ早かれ」らしく。(笑)
それを知る前、初めて見た時から「微妙な止め方だな」と。
最近のプラ外装のカブなら、固定方法から違うのだろうけど。

右側は少し前からヒビが入っていたので、覚悟はしていた。
4月の静岡ツーの時、連続高回転走行の振動で力尽きたのか。

レッグシールド自体、まだ純正新品が普通に買えるし、
そのうちパーツストックも必要になるのかもしれないけど、
やっと、細かい傷や汚れでいい感じにヤレてきたところだ。
ということで、速やかに純正の対策部品を発注!
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 名称は「バンド, フロントカバー セッティング」

「絶対割れる」と言われ、純正対策部品まで出ているとは。
と思っていたら、1970年代のカブの写真を見ると標準採用だ。
それって、コストダウンで品質も落ちたということか・・・。

綺麗なメッキでドレスアップパーツのような顔をしているけど、
補修部品なのだから、目立たない艶消しでいいのに。(苦笑)
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 すぐにヤレてくるか

なるほど。 これなら、割れていてもしっかり固定される。
というか、最初からこの固定方法なら割れたりしないだろう。

郵政カブことMDでは、2000年代まで採用されていたようだし、
やはり、「鉄カブ」では原低しちゃいけない所だったのでは?
まあ、今でも部品供給してくれていることは、評価しておこう。