少し前に、静岡の菊川市でカブのイベントがあることを知った。
初めての開催で、有名どころのミーティングとは一味違いそう。
ちょっと遠いけど、安い宿も、休暇も取れたし・・・。(笑)

日曜朝、まだうす暗い5時前に出発。 既に時々霧雨が舞う。
昨日の昼間までは、2日間ずっと晴天の予報だったのに。
伊勢原からR246に出て、御殿場経由で山を越え沼津に向かう。
道の駅「ふじおやま」で休憩。 路側の温度計は8℃とかで寒い!
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 緑のたぬき号、初の静岡入り!

沼津からは、R1東海道を一路西へ。 流れの速いパイパスが続く。
時々雨も強くなり始め、あきらめてレインスーツを着用。
道の駅「富士」でトイレ休憩。 富士川を渡ると海岸線へ。
由比の漁港に寄り道してみたり。 富士さまは、全く見えない。
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 由比漁港

静岡県内のR1は高規格なバイパスが連続して、クルマには快適。
しかし、これが原付ツーリングには難所となる・・・。(苦笑)
走行可能な区間も、緑のたぬき号にとっては「爆走」を強いられ、
いよいよ清水からは、迂回の必要な自動車専用道区間が断続する。
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 原付は、青帯に沿って側道へ

富士由比BPを60km/hで爆走(笑)し、いよいよ静清BPへ。
ここは、迂回といっても高架下の側道を通行することができる。

ただ、信号があるのは当然としても、一旦停止箇所もしばしば。
信号の無い交差点でも、左右から出てくるクルマは結構多い。
ICの度に本線からの合流や分岐もあるので、なかなか気を使う。
誤って本線に進入してしまうと違反だし・・・。(苦笑)
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 一旦停止、その先は油断すると高架上の本線へ

安全運転シミュレータのような、標識だらけの区間をクリア。
自動車専用道区間が終わって、緑のたぬき号も高架に上がれる♪
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 やっと青地の行先表示だぁ!

安倍川を渡り、トンネルを何本も抜ける区間。
右車線の流れは80km/h以上か。 高速道路をカブで走る気分。
緑のたぬき号の足回りとブレーキでは、60km/hも「爆走」。
雨で路面も濡れているので、車間も取って慎重に・・・。

続く藤枝BPは、藤枝・島田の市街地を通る旧道に迂回する。
大井川橋は、大好物の土木遺産であり日本百名橋のひとつ。
もちろん見物。1000mを超える17連のトラス橋、カッコいい♪
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 大井川橋

金谷から牧之原台地を越えて、菊川市街のイベント会場へ。
自宅からここまで190kmで、ちょうど6時間。 がんばった!
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 無事到着♪

「菊川カブDAY」の様子は、[イベントレポート編]にて。

イベント終了後、宿を取っている島田市まで20kmほど戻る。
本当はもう1か所立ち寄りたい場所があったのだけど、
午後になっても雨は降ったり止んだりなので、またの機会に。

途中、牧之原台地から大井川方向を見下ろせるポイントが。
朝見物して、これからまた渡る、大井川橋も見える。
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 茶畑の向こうに良い眺め!

予定より早めのチェックインで、のんびりと・・・。
カブでは初めての200km超の走行、結構腰に来てる。(苦笑)

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朝、静岡ローカルのニュースを見ていると、菊川カブDAYの様子が。
NHKのニュースで紹介されるとは、大したものだな。
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 「オートバイ好きの集い」(笑)

部屋の窓から見下ろすと、水たまりに雨の波紋。(苦笑)
はい、今日もレインスーツを着用して出発しましょうかね。
寄り道はせず、神奈川で雨が降り始める前に帰り着こう。
薩埵峠にでも立ち寄りたかったけど、富士さまも見えないし。

今日も藤枝BPを旧道でパスして静清BP、そして側道へ。
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 9km先までは高架下ね

走行可能な区間は、今日も60km/hで爆走!
直前のオイル交換が効いているのか、音も振動も少なく快適。
昨日の連続高回転走行の後、むしろ軽やかに回っている気がする。
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 緑の行先表示はNG

休憩した富士の道の駅で、「しぞーかおでん」をお買い上げ。 
黒いスープに黒はんぺん、nyaponもnyamoも大好き♪
昨日のイベント会場で菊川茶も買ってあるので、おみやげはOK。

帰りも、沼津からR246御殿場経由で。
神奈川に入る頃、一旦雨が強くなったけど、その後は明るくなった。

無事に帰宅して、緑のたぬき号で最長、380kmのツーリング終了。
こまち号でのSSTR参戦よりも、大冒険だった気がする。(笑)
雨でドロドロになったので、週末にきれいに洗車してやろう。
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 よくがんばりました

85ccのこんな可愛いエンジンで、よくがんばりました。
「カチンコチン」と冷える音を聴いていると、愛おしくて。
まあ、原付で日本一周やSSTRに参加する人もいるのだから、
片道200kmコースなど大したことはないのだけど。(苦笑)

高校時代に読んだ浮谷東次郎の「がむしゃら1500キロ」から、
ずっと憧れている「小さいバイクでのロングツーリング」。
ほんの少しだけ、1/4ほどその気分を味わえたかも♪