過去に、グラストラッカーでも400Xでも行ってきて、
ずいぶん乗り易くなった「ドライブスプロケットの1丁上げ」。
nyaponのトコトコお散歩ツーには、良い方向に働いてきた。

・SUZUKI Grasstracker 2.733 → 2.563
・HONDA 400X 3.000 → 2.813

SuperCub 90DXも、1速を使うのなんて発進の瞬間だけ。
少々モタモタするものの、何なら2速発進でも良いくらい。
で、3速に上げたらもう「トップギア」で。(苦笑)
やはり、緑のたぬき号も「1丁上げ」してみたいなぁ・・・と。
 21082107
 before (15T)

チェーン清掃に合わせて交換しようと、手配していた♪
ノーマル維持と言いつつ、ヘッドライトバイザーに続き・・・。
いやいや、ここは見た目が変わらないからセーフ!(苦笑)

恐れていたのは、「よく見ると16Tが付いていた」というオチ。
何しろ、新車ノーマル状態のCub90というのを知らないので。
・・・良かった、ノーマルの15Tが付いていた。

しかも、まだ歯に切削加工の痕が残るくらい綺麗な状態。
前後とも、12,000km走行したスプロケットとは思えない。
スプロケとチェーンも、最近交換されていたのだろうな。
21082104
 ノーマルも、ほとんど摩耗なし

買ったのは、ヘッドライトバイザーと同じくキタコ製。
一回り大きくなっても、肉抜きのおかげで同じ重さだった。
ドリブンスプロケットは39T。ドライブスプロケットが
15Tから16Tになって、2次減速比は2.600から2.438に。

リアホイールをフリーにして、チェーンを緩めて・・・と。
フィキシングプレートで固定するスプロケは初めてだ。
1丁上げなら、チェーンのコマ数も変わらずポン付け。

張りを調整してカバー類を取付けたら、交換作業は終了。
21082106
 after (16T)

翌朝、オイル交換に続いて「朝駆けでテストラン」。
微妙な空と雨雲レーダーを確認、宮ヶ瀬周回テストコースへ。

うん。 予想どおり、「0.5速ずつハイギアに」という感覚。
発進後、1速でそこそこまで引っ張って走れるようになったし、
今までは街中でも「走り出したら3速固定」だったものが、
ちゃんと、速度によって2/3速を使い分けられるようになった。
21082201
 誰もいないな・・・

そして当然ながら、法定速度巡航の回転数が下がった。
エンジンが唸らなくなり、音も振動も大人しくなったので、
スピード感が狂って速度超過してしまいそうに。(苦笑)
これは、少し遠出した時の疲労がずいぶん違うだろう。

最高速も、10km/hくらいは伸びたんじゃないかという気が。
到達までの時間も延びただろうけど・・・。(笑)

お散歩ツアラー化としては、まず期待どおりの効果だった。
部品代1,500円の投資対効果、これなら大満足だ♪
21082202
 宮ヶ瀬ダムからは濁った水が

ただ、85ccの小さなエンジンの限られたトルクなので、
加速時や上り坂では、かなりのんびり走行になったのも事実。
狭い道でクルクルUターンしながらウロウロする時なども、
ノーマルのギヤ比の方が合っているだろうと感じる。

とはいえ、法定速度内でエンジンが唸らなくなったのは快適。
ノーマルスプロケットも摩耗は無くいつでも戻せるし、
少なくともしばらくは、このセッティングで乗ってみよう。