運用を開始した、スーパーカブ90DX「緑のたぬき」号。
機関・外装とも程度良好で、更新済みのパーツも多いけど、
一点だけ、すぐに交換しておきたい部品があった。

ヒンジで開くシートの裏側にある「シートマウントラバー」。
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 顔に見えるやつの目の部分(笑)

カブのシートは、閉じると吸盤でタンク上面にくっ付く。
しかし、ゴム製の吸盤が原形を留めないほど劣化していて、
走行中の重心移動で、お尻がシートごと左右に振れる。
nyamoも、「あれだけは、早く何とかして!」と。(苦笑)

ロングセラーで、構造も大きく変わらないスーパーカブ。
相当前の前の車体でも、普通に純正部品が手に入る。
まあ、これは古いカブではお約束の交換部品らしいし。

早速通販で手配して、昨日届いた。 朝からサクッと交換を。
意外と取付け部が固いので、劣化品はちぎれないように、
新品は入りやすいように、シリコンスプレーを吹いて・・・。
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 before

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 after

シートを落とすと、「ピタン!」という音がしてくっ付く。
また何だか可愛らしいな♪ 新車はこんな感じなのね。
もちろん、シートが左右に振れることも無くなった。

ヒンジ部のブッシュ劣化もお約束らしいけど、それはOKだ。

燃料タンクの上面に貼られているカラーラベル。
シートの振れでマウントラバーが擦れ、剥がれかけていた。
これは、解読できるうちにと、テプラで自作して貼り替え。
ちなみに「C90D1」の末尾が製造年で、「1」は2001年。
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 似せたつもりだったけど、文字が大きかった

その後は、トコトコとGSまで行ってガソリンを満タンに。
燃費計算の開始と、燃料系の洗浄剤を添加するため。
クルマだと1本入れる洗浄剤も、4Lタンクだと25ccとか。

バッテリーを確認すると、やはりそれほど古くはない。
キャブ車でキック始動でもあるので、少しは気が楽だ。
電圧はOKで、充電器による診断でも良好だった。

やはり、少し前に結構なリフレッシュをした車両っぽいな。

今後は、錆のお手入れを少しずつ・・・かな。
少々の傷や錆なら、鉄カブには勲章だと思っているけど。
目立たない場所なら手持ちの黒錆転換剤を使うとして、
「タスマニアグリーン」のタッチペンも用意したいところ。