SSTRのライダーズミートを早めに切り上げて、リエゾンツーへ。
昨年は愛知・静岡を周ったけど、今年は長野・群馬経由で帰る予定。
「家に帰るまでがSSTR」 最後まで無事故無違反でいこう!

まずはGSへ。一応今年も自宅から無給油で完走できたけど、
出発地点が遠かったことと、高速多めのルート設定だったこともあり、
千里浜ゴール直後から警告灯点滅だった。それでも燃費は33.5km/L。

能登半島を横断して氷見に出て、北陸道 小杉ICまで。
能越道は使わずに。昨年、有料区間はETC非対応だったし。(苦笑)
薄っすらと見える立山連峰を望みながら、東へバビューン。
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 天気は良いけど霞んでるなぁ

有磯海SAで遅めのランチ。久しぶりの「富山ブラック」で♪
受取りの時にリストバンドに気付いた、フードコートのお姉さん。
「SSTRの方ですね! プレゼントの引換券です。どうぞ♪」と。

忘れてた!ジャケットを脱いでおいて良かったぁ。お姉さん、ありがとう!
ペットボトルのお茶と、フェイスリフレッシュシートが意外に嬉しかった♪
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 富山ブラックもうまうま♪

新潟県境のあたりから山とトンネルが続き、とにかく寒い!
たまらずPAにピットインして、ジャケットの中に防風インナーを着用。
周りのライダーさんも、「寒い寒い!」と同じことをしている。(苦笑)

上越JCTから上信越道を南下。ここ、暫定1車線でイマイチ好きじゃない。
北信五岳の山々を眺めながら。どれがどの山か、よく分からないけど。
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 あれが妙高?

信州中野ICで降りて、山ノ内町の角間温泉まで。
温泉宿4軒と、湯田中渋温泉郷の中では、こじんまりとした温泉地。

ここに、旅行予約サイトで写真を見て一目ぼれした宿が。
明治後期築で吉川英治など文人も逗留したという、越後屋さん。
到着して、2階がせりだした独特の外観にまず見惚れる・・・。
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館内の客室は6つで、作りもののレトロではない本物のアンティークが。
玄関、階段、廊下、もちろん部屋の調度類に至るまで。
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浴室は3つあって、「入浴中」の札と内鍵をかけて貸切状態で入る。
どれも源泉かけ流しで、24時間入浴可能なのだと。
ソファーのような形状の浴槽は、本当にくつろげて快適だった♪

一部のタイルは建築当時のイタリア製で、タイル図鑑にも載っているそう。
翌日の朝風呂と合わせて、3種類の浴室を制覇!
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 この浴槽、気に入った!(笑)

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旅館の宿泊客は、3か所の共同浴場も鍵を借りて利用できる。
今回は行かなかったけど、ぜひ次の機会には外湯にも浸かってみたい。
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 すぐ目の前にも共同浴場

素泊まりも可能だったけど、もちろん食事付きで。
期待どおり「山のもの」中心の料理で、手作りの山菜など美味!
山の冷たい水で育てたというニジマス、川魚の臭みが全く無くて驚いた。
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温泉良し料理も良しで、リーズナブルな料金。そして趣のある建物。
ご家族で切り盛りしているようで、ご主人も奥さまも、とても丁寧な対応。
これは、良い宿を見つけた♪

さて、廊下に貼ってあった「お願い」によると、
「午後十一時以降の歌舞音曲は禁止」らしいし(笑)、明日に備えて就寝。
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昭和三十四年十一月一日付(笑)