【フルバンク停車とは】
 二輪車の停車方法のひとつ。
 あらゆる路面で外力を受けても、(それ以上)絶対に転倒しない。
 最も安定した停車方法だが、高度な技術を要する。(苦笑)
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「たっのしいなぁ♪」なんて言っていたら・・・

土曜日の千葉房総 素掘り隧道巡りツーで、事件は起きた。
月崎の林道、最後の隧道(5本目)をノロノロと通過中・・・
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「あの広い所でUターンだな・・・。」

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「え゛?」

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 絶対的安定状態で停車(苦笑)


「ペシャッ!」という感じで、何の前兆もなくフルバンク停車。
右足が挟まってるぞ。 痛めてないな? よし抜けた。
このヌタヌタ地面で起こせるか? 「ウリャー!」、起きた♪

さて、隧道から出て、ドキドキしながらバイクの右側を確認。

ハンドプロテクターは、身を挺してブレーキレバーを守った♪
ウインカーが少し曲がったけど、これは「ウリャッ!」で復元。
あとは、マフラーのヒートガードに、エクボができたくらい。
ステップは、バンクセンサーが泥に埋まっただけだった。

この手のバイクって、意外と接地しないものなのね。
絶対に、カウルのどこかに傷が付いたと思ったけど・・・。
安心すると、「ちょっと泥汚れがカッコいいじゃん♪」なんて、
ワイルドになったこまち号に、逆にハイテンションに。(苦笑)

現場を観察してみると、粘土質の深い轍から乗り上げかけて、
前輪がいきなり真横に20cmほどスライドした模様。
薄暗いトンネル中央部で、危険予知が足らなかったと反省。
「クロスオーバー」とか言ってるけど、オンロードタイヤだし。
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 この先道あるの? ついに名誉の撤退か?

隧道巡りは、まだまだ序盤。 なぜかハイテンションながら、
またコケてバイクを壊したり怪我などしたら、今度こそ馬鹿。
名誉の撤退が頭をかすめた時にも、「冷静に」前進を判断。
上りはお尻フリフリ、下りはABS作動祭りだったけど。(苦笑)

帰宅してからも、アドベンチャー風の泥汚れ姿が気に入って、
実はまだ、千葉の土を洗っていなかったりする。(笑)