長男 nyapota、楽しそうにプログラミングの教室に通ったり、
学校の図工の時間なども好きそうではある。
しかし、男子なら誰でも一度は親しむであろうと思っていた、
プラモデル作りなどには全く興味を示したことがなかった。

別に、モノを作らないことが一概に悪いとは言わないけど、
今年の夏休みの宿題で工作する姿を端から見ていて、
「モノの構造や仕組みを理解する力とか、工夫する発想とか、
 手先・道具の使い方や力の入れ方をもう少し・・・」と。

無理にやらせるつもりはないけど、きっかけは無いかな?
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 あった♪(笑)

ディスプレイモデルよりは、動くものがいいだろう。
父ちゃんが子どもの頃に親しんだのは、
タミヤの「楽しい工作シリーズ」だけど、まずは単純なのがいい。
くまモン大好き男子(笑)を釣るには、ちょうどいい物が。

「わぁ!くまモンのミニ四駆だー。」
初期反応は上々。さすがに、ミニ四駆の存在は知っていたか。
「まずは、組立て説明書に書いてあることを隅々まで読めよ。」

ニッパーを貸してやると、予想以上に熱中して作り始めた。
夜で中断、翌日の学校から帰ってから一気に完成させたらしい。
よほど嬉しかったらしく、携帯に完成の報告があった。(笑)
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 お、ちゃんとできたじゃん!

ボディは接着剤不要のお手軽キットで、塗装も省略したけど、
モーターからギアを介してシャフトで4輪に動力を分配したり、
軸受けには金属のカラーをセットしてグリスアップしたり。
一応、自分なりに動く仕組みを理解しながら組み立てた模様。

「ありがとー。作るのすごく面白かったよ!」

うん、そう言ってもらえると買ってやった甲斐があったよ。
でもこれ、廊下をただまっすぐ走らせても、面白くないよな。
これからも楽しむと言うなら、コースを用意してやるか。
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 たたみ1畳よりでかいのか・・・

物置部屋に常設コースオープン。意外にでかいのね。(苦笑)

走らせていると、「ギャーン!」という音と共に走行不能に。
自分ではトラブルシュートできず、父ちゃんにヘルプが。
ギアボックスカバーの締め付けが甘く、空回りしていた。

「ほら、ギアが回ると、ここが広がろうとするだろ。」
「だから、他よりきつく締めておかないといけないよな。」
「そうか!」

そうそう、こういうことを経験して欲しかったのよ。

モーター交換、ギア比の変更、ベアリング化や軽量化。
オプションパーツでのチューンナップにも、興味を持ち始めた。

「本物のクルマやバイクも、理屈は同じなんだよ。」
「高いパーツをただ付ければ速くなるってもんじゃないぞ。」

父ちゃんはミニ四駆で遊んだ世代ではないけど、1台作って、
一緒にレースでもやってみるかな♪