我が家から一番近い峠越えで、ダート路の「志田峠」。
標高は310m、ダート区間はわずか数百メートルだけど。
愛川町と相模原市の境にあり、我が家からは直線で1kmほどで、
真面目にジョギングをしていた頃(苦笑)は、コースのひとつに。

戦国最大規模の山岳戦といわれる武田・北条の「三増峠の戦い」で、
武田軍の別動隊がこの道を使って北条軍の背後を突き、
戦況に大きな影響を及ぼしたと言われる、歴史のある峠道。

YouTubeを検索すると、ジムニーやOFFバイクでのアタック映像が
出てくるけど、近年は雨水で地面はえぐれ、路肩は崩落したり。
その道を舗装工事するとのことで、この1年通行止めになっていた。
9月から開通しているはずなので、様子を見て来ようと。
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「あれ? ダートが残ってるじゃん」

相棒は、まさかの Sh mode ぴーにゃっつ号!(笑)
しかし、F:16 / R:14インチの大径タイヤは、伊達じゃないはず。
「故郷の東南アジアでは、この程度のダートは当たり前よ♪」
リコールが発表されたところだし、無理はするなよ。(苦笑)

以前から、神奈川では珍しく一般車規制の無いダート路だった。
「車両通行ご遠慮ください」 ・・・今度も規制ではないのね。
幅員狭小の問題なので、「ご遠慮」も4輪に対するものだと解釈。

ダートは残るけど、えぐれや崩落はきれいに整地されている。
慎重に走れば、オンロードバイクでも充分通れるレベル。
しばらく進むと、ついにアスファルト舗装区間に。
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 ダートはここまで

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 縁石付きのアスファルト舗装に

舗装区間は走りやすいけど、ブラインドコーナーもあり、
カーブミラーも設置されていないのでトコトコと。
残土処分場が見えると、ちょっとした広場のある峠に到着。
このあたりから先は、以前から舗装されていた。

それにしても、この残土処分場ができたおかげで、
景観は台無し、歴史に思いを馳せるなんてできない・・・。
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 本日の相棒

ここからは、住宅や畑の間の道を抜けてR412まで。
オギノパンの脇の信号に出てくる。
半原から旧道で中津川沿いへ。 1時間弱のお散歩終了。

うーん、全線舗装ではなかったけど、残った距離は短いし、
もうダートを求めて行くような場所じゃなくなったかな。
まあ、その方が路面も荒れなくて良いか・・・。
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 オギノパンの脇でR412へ

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 中津川(峠は、この山の向こう側)