先週の金土日曜、高速夜行バスを使って0泊3日弾丸帰省#5へ。
帰りのバスの中で、親父が逝ったとメール着信。
病院を出る時には、問いかけに何とか返答できる状態だったのだけど。


土曜朝の梅田駅 宝塚の病院へ・・・

日曜日、朝7:30に自宅に戻り、車のタイヤをスタッドレスに交換。
9:30には、準備をさせていた家族を乗せて出発。
つい数時間前に通った、新東名・新名神を西へ。 最後の弾丸帰省。

10月初旬、前日まで自転車で走り回っていたのに、
急に下半身が痛みを伴って動かなくなり、救急車で運ばれて入院。
がんが見つかり、既に脊髄に転移。
年齢の問題もあり、治療らしきことはできず。 本人にも告知した。
ちょうど1ヶ月前には、「緩和ケア病棟」に移った。

この2ヶ月間、クルマ、新幹線、高速バスで、ほぼ隔週の弾丸帰省。
入院と同時に、自力ではベッドから起きられなくなっていたけど、
普通に会話はできていたので、後の事も含め、いろいろ話をしてきた。

昔の男なので、最後まで弱気な事は言わず、ずっと偉そうだったけど、
娘、息子が生まれたころの思い出話に及ぶと、涙声になるのが分かった。
帰り際に「また来るぞ」と手を握ると、また涙声で「ありがとな」。
ちょっと辛かった。

急だったので、実家にはDIY用資材が山積みのまま。
唯一の趣味だった、庭の花の事もずっと気にしていた。
他にも、やり残したことは一杯あっただろう。

まあ、棺も花で一杯にしてやったから、
あとは心配しなくて良いので、そっちでのんびりしてくれ。
母ちゃんに会ったら、よろしく言っといて。