なんちゃって田舎暮らし 別館

当ブログは、我が家のWebサイト「nyaponとnyamoの なんちゃって田舎暮らし」の日記別館です。

・日記別館では、個々の記事へのコメントはお受けしておりません。
・本館はこちら ⇒ https://nyapon.com

今週は花粉症がつらいくて、薬に頼る日が多かった。
花粉症のカプセル薬って、あまりにも効果が強力なので、
できるだけ我慢するようにしているのだけど・・・。

クルマも目立たない銀色で気付かないフリをしているけど、
雨上がりの水滴に花粉が付着してドロドロだ。(苦笑)
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 「やや」ですか・・・(苦笑)

このところ続いていた「非常に多い」よりマシっぽいけど、
今日も新聞を取りに外に出ただけで鼻がグズグズする。

それでも、気温は低めながら朝から気持ち良い晴天。
ジッとしていられず、町内会運用を済ませた子だぬき号で!
遠くの山は週末の雪で白くなっていて、青空に映える。
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 花粉さえ飛んでいなければ

宮ヶ瀬方面に向かってみるも、途中、事故で迂回の指示。
まあどうせ混んでいるだろうと、Uターンして静かな方へ。
東屋でなく日の当たる方のベンチで、缶コーヒータイム。

「気持ち良い青空だなぁ♪」なんて遠くを眺めていたら、
風が吹くたびに山の杉林から白い煙のようなモノが。
うん。 くしゃみ連発になる前に帰ろう・・・。

明日も「やや」、週明けからまた「非常に多い」らしい。

最近、次男nyamotaが休日に鉄道の乗り歩きを始めた。
英才教育の成果か。 兄貴の方はダメだったけど。(苦笑)

目的地だけ決めて、行き当たりばったりの日帰り旅。
もちろんそれも楽しいけど、時刻表を「読んで」計画すると、
ワクワクの机上旅と実際の旅で、2回楽しめるんだぞ。

さらに、当日のアクシデントや思い付きで、リカバリーも。
夜行列車を夜中に降りて支線の始発列車を待つつもりが、
目を覚ましたら終着駅だったとか、何度あったことか。(笑)
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 2024年 春のダイヤ改正号

鉄道写真をやっていた頃以来、久しぶりに時刻表を購入。
nyaponは「交通公社」派だったので、現在もJTB時刻表を。

メインの時刻表は見慣れた並びながら、ずいぶん変わったな。
鉄道ファンを意識しているのか、全特急の車両形式を記載。
新型車両投入のニュースや、索引地図には貨物線も。(笑)
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 九州ワイド周遊券

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 現在は鹿児島中央駅

2024年春のダイヤ改正のトピックは、北陸新幹線の敦賀延伸。
新幹線好きのnyamota氏と、延伸区間のダイヤに見入る。
「ほほぅ、敦賀-金沢 41分という列車が最速なんだな。」

「サンダーバードもしらさぎも、敦賀止まりになるんだね。」
かつての「雷鳥」も、もう「北陸特急」ではないな・・・。
nyamotaも「在来線の特急縮小は寂しい」くらいは言うように。
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 北海道ワイド周遊券

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 稚内駅の観光入場券

「さて、鈍行乗り継ぎで当日中にどこまで行ける?」
「ほら、ここで追い付かれるから、こっちに乗った方がいい。」
「途中までこれに乗ると、ここで1本早いのに乗り継げるぞ。」

索引地図と時刻表を見比べながら、机上旅を楽しむnyamota氏。
我が家からだと、北は青森までOK。 西は新山口までが限界。
九州上陸は無理か。「沼津の始発に乗れれば、行けるんだね。」
やはり、「ムーンライトながら」が無くなったのは大きいなぁ。



4月から中学に上がって、子供運賃でなくなるnyamota。
いよいよ、「青春18きっぷ」のお得さが発揮される時がくる。
父ちゃんの時代と違い中学生が駅寝とか許されないだろうけど、
旅費くらい出してやるから、色々なところへ行ってこい。

このまま、旅好き汽車好きでいてくれるかどうかだな。(笑)

今日は休暇を取っていて、家の用事で横浜駅前まで。
待ち時間があったので、デパートや家電量販店をブラブラ、
なんて思っていたら、すぐ近くに献血ルームの看板が。

「そういえば、最近献血してなかったなぁ・・・。」
「献血カードを持ってきていないけど、できるのかな?」
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 日本赤十字社 横浜駅西口献血ルーム

nyaponでもできる、数少ない社会貢献。
職場に来る献血車で年2回ペースで協力していたのだけど、
コロナ禍で来社中止が続き、再開されても出張が重なったり。
履歴を見てもらうと、もう4年もやっていなかったらしい。

朝はまだ混んでいなくて、それほど待つこともなく採血。
待ち時間も採血後の休憩も、温かい飲み物を頂きながら。
最新の雑誌やコミックも揃っていて、居心地良いな。(笑)
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 普通のカードに戻ってしまった

カードを持たずにフラッと入ったので、再発行してくれた。
何十回目かの記念で交換してもらったけんけつちゃんカード、
普通のデザインに戻ってしまったのが少々残念。(苦笑)

予報どおり快晴の朝、利根川沿いのR356で水郷佐原まで。
地図好きの聖地めぐり2日目は、伊能忠敬ゆかりの地。

言わずと知れた、初めて実測日本地図を作り上げた人物。
nyaponは、以前にソロドライブで来たことがあるので、
キャンカーを停められる最寄りの駐車場などは調査済み。



混む前にと、駐車場のオープン時間に合わせて到着。
まずは、何はともあれ「伊能忠敬記念館」を見学する。

何度見ても、当時の機材で日本中を測量した業績に驚く。
そして、やはり完成した地図の誤差の小ささにも・・・。
一度来てみたいと思っていたという、nyamo氏も満足。
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 国土地理院設置の一等水準点も

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 この部屋のみ撮影OK

一旦クルマに戻って、お留守番の小雪を連れて街歩きへ。
昨日はずっと雨続きで、お散歩もさせてやれなかったので。
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 重要伝統的建造物群保存地区

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 水路橋である「樋橋」

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 川岸にはお雛様

古い町家をリノベーションした食事処やカフェがたくさん。
ペット同伴OKなお店も多いので、早めのランチにする。
手打ち蕎麦屋さん姉妹店のラーメン店でうどんを。(苦笑)
飛び込みで入ったお店だったけど、うまうまでした♪
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 「私も同席で良いそうです♪」

最後に「伊能忠敬 旧宅」にも立ち寄って、聖地めぐり終了。
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 店舗奥の書院は良い雰囲気

さて、午後は霞ヶ浦に立寄りながら戻っていこうと。
R51 水郷大橋で利根川を渡って、茨城に戻る。
R355で霞ヶ浦沿いを北上して、天王崎にある温泉まで。
建物の3階にある浴室からは霞ヶ浦と筑波山の絶景が♪

目の前の道、サイクリングロードに見えるけどクルマもOK。
一部を除いて、霞ヶ浦をほぼ1周つながっているのだとか。
カブでトコトコ1周すると、燃費が100km/Lを超えると有名。
一度、緑のたぬき号で走りに来てみたいと思っている。
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 カブで走ってみたい道

R354 霞ヶ浦大橋を渡って、歩崎公園まで。
天王崎に続いて、nyamo氏のマンホールカードをもらいに。
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 ネコでなく妖精 名前は「かすみがうにゃ」(笑)

せっかくなので、隣接の市営の水族館と歴史博物館も見学。
霞ヶ浦の生物と、帆引き船を中心に歴史や民俗のお勉強。
晴天で、佐原と天王崎に続いてお散歩三昧の小雪もご機嫌。
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 かすみがうら市 水族館

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 かすみがうら市 歴史博物館

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 ご機嫌♪

最後は、クルマ旅恒例のショッピング&夕食か。(笑)
筑波山を横目に、以前にも来たことのある下妻のモールまで。
春から中学生になる、nyamotaの靴や洋服などお買い物。

その後は、やはり再訪の下妻の道の駅で、本日の予定終了。
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 筑波山を眺めつつ

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やはり予報どおり、天気は下り坂の曇天で迎えた日曜の朝。
R294を南下して、常総ICから圏央道に乗って帰途に。
埼玉から東京に入るあたりから、雨が本降りになってきた。
それでも渋滞はなく流れは順調。 10:00過ぎには無事に帰着。

nyamo氏の「雨の日は屋内」プランで、上手く聖地を周れた。
今回は、夜はまだまだFFヒーターも大活躍の旅となったけど、
次に出かける時は「春旅」という陽気になっていればいいな。

小学生のころから社会科、特に地理は大好きだったnyapon。

鉄道好きから汽車旅に出るようになり、バイクツーリングや
キャンピングカーでのクルマ旅まで、地図はよく「見る」し、
大好きな廃道や旧道を探したり、「読む」ことも大好き。
特徴的な県境を訪れたり、三角点・基線をめぐってみたりと。






クルマ旅のプランナー兼ナビゲーターのnyamoも地図好きで、
次男nyamotaも鉄道地図を片手に乗り歩くようになった。
それじゃあ、今回の旅は「地図好きの聖地」を周ってみよう♪

天皇誕生日の3連休。 金曜朝から圏央道を茨城方面へ。
関越道の事故渋滞が伸びて少し渋滞したけど、何とかクリア。
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 降り続く雨はミゾレ混じりに

それほどロスタイムすることもなく、菖蒲PAで朝食。
最初の目的地のオープン時間に合わせて、時間調整休憩も。

ミゾレ混じりの雨が降り続く中、圏央道 つくば中央ICまで。
K19を北上して研究学園都市へ。 到着したのは・・・
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 国土交通省 国土地理院!

言わずと知れた、国土測量&地図作成の総本山。
紙からWebまで、すべての地図の基礎データはここから。
最近では、能登半島地震による地形変化の観測データも。

その敷地内にある、「地図と測量の科学館」。
ここも、Googleマップの「行ってみたい」のひとつで、
登録してから長いけど、やっと訪れることができた。
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 赤と青の眼鏡で高低差が立体的に

最初に「ここから来ましたマップ」というのがあって、
関東エリア版の我が家のあたりに嬉々としてシールを貼る。

地図ギャラリーでは、見慣れた地形図だけでなく、
火山や治水に関わる図など国土地理院作成の様々な地図が。
きれいに着色されたものなど、額装して飾りたいくらい。
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 「厚木や伊勢原からも来てるね」

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 日本の伝統色「和色」の地図

常設展示は、測量や地図作成の歴史紹介や機材の展示など。
三角測量の解説では、見て回った「相模野基線」も紹介。
あの三角点の標石って、小豆島産の花崗岩指定だったんだ。
国土の測量だけでなく、南極観測隊に参加して国際協力も。
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 標石ってこんなに地下深いのね

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 デジタル化される前のアナログ図化機

地図記号の紹介コーナーでは、「思い出せない!」(苦笑)
「老人ホーム」など最近追加されたことは知っていたけど、
こどもの頃に習って廃止されていたものも多いのに驚いた。
Webの地理院地図も、よく利用しているんだけどなぁ・・・。
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 えっ?「工場」ってもう無いんだ!

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 測量用航空機 「くにかぜ」(初代)

ミュージアムショップが、また楽しくてしょうがない。
様々な地図や地理に関する書籍の他、地図柄のグッズなど。
家族3人、「みんな欲しいぞ」と、なかなか決められず。
他にも「ここ最高♪」と同じことを言ってる人多数。(苦笑)

厳選したのは、地図記号柄の文房具セットにクッキー、
鉄道路線図のクリアファイルと、三角点型の耳かき♪(笑)
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 おみやげ♪

つくば市内の温泉でさっぱりした後、午後の部。

産業技術総合研究所「産総研」の、つくばセンターへ。
まずは、ショールーム「サイエンス・スクエア つくば」に。
nyaponは、「通商産業省 工業技術院」だった世代。
当時からの科学技術研究から産業化の歴史紹介、などなど。
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 産総研の歴史

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 最先端の技術や素材など

「地図好きの聖地めぐり」としては、隣接の建屋がメイン。
産総研 地質調査総合センター「地質標本館」へ。

山や川や海、地形の成り立ちは、当然地理や地図に関わり、
火山や地震など自然災害は、道路や鉄道にも影響する。
大断層沿いで、いつも「災害通行止め」の国道とか・・・。



常設展示のテーマは、日本の地質、地下資源、海洋の地質、
そして地球環境、火山と地熱、地震と活断層、などなど。
能登半島地震に関わる活断層の情報も、随時発出されている。
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 日本列島の地質図

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 ジュラ紀の褶曲層(レプリカ)

今日の聖地めぐりは、ここまで。
R125で霞ヶ浦沿いに南下、利根川を渡って千葉入り。

神崎町の道の駅で、本日の予定終了。
雨が降り続いているけど、明日は3連休唯一の晴れ予報。