「鉄道ピクトリアル」「鉄道ファン」「鉄道ジャーナル」、
三大鉄道雑誌の一角、鉄道ジャーナル誌が休刊となった。
ご多分に漏れず、実質的には廃刊なのだろうな・・・。
技術的な内容が多くて、学術誌並みの「ピクトリアル」。
新型車や路線の解説など、一番親しみやすい「ファン」。
列車追跡や交通行政論など、社会派な「ジャーナル」。
ジャーナル誌は、定期購読こそしたことはなかったけど、
汽車旅、今で言う「乗り鉄」も守備範囲で一番好きだった。
そして何より、子供の頃、初めて自分で買った鉄道雑誌。

初めて買った、[No.174] 1981年8月号
表紙は、飯田線に残っていた旧型国電の古武士のような顔。
豊橋-辰野間、196km/7時間の列車追跡記事が印象的で、
翌年、小5の春に初めての乗り鉄旅に出かけるきっかけに。
毎月買うおこづかいなどなくて、とても大切にしていた。
最近になって、たまたまフリマで見つけて再び入手。
繰り返し読んでいたので、44年ぶりにページをめくっても、
記事の内容や写真から広告まで、ほとんど覚えている。
列車追跡記事では、車内や駅頭での風景写真がたくさん。
当時の生活や人に密着した鉄道風景がとても良いのだけど、
今だったら、車内や駅構内での撮影許可や肖像権の問題、
取材も誌面への掲載も難しいのだろうなぁ・・・と。

そして、[No.704] 2025年6月 最終号
クルマやバイクも鉄道も、親しんだ雑誌が次々に休刊。
ネット媒体との差別化が難しいのは理解できるけど、
無料のネット記事など、検索すれば分かるようなのばかり。
深い取材に基づき、読み物として練られた記事は少ない。
「'80年代の鉄道を考える社会派・情報・専門誌」から、
今月の最終号では「鉄道の将来を考える専門情報誌」に。
新型車両がどうとか、古い車両が引退だとかだけでなく、
地方路線存続の意義と課題とか、鉄道経営への提言とか、
もう、そういうのは求められていないのかなぁ・・・。
三大鉄道雑誌の一角、鉄道ジャーナル誌が休刊となった。
ご多分に漏れず、実質的には廃刊なのだろうな・・・。
技術的な内容が多くて、学術誌並みの「ピクトリアル」。
新型車や路線の解説など、一番親しみやすい「ファン」。
列車追跡や交通行政論など、社会派な「ジャーナル」。
ジャーナル誌は、定期購読こそしたことはなかったけど、
汽車旅、今で言う「乗り鉄」も守備範囲で一番好きだった。
そして何より、子供の頃、初めて自分で買った鉄道雑誌。

初めて買った、[No.174] 1981年8月号
表紙は、飯田線に残っていた旧型国電の古武士のような顔。
豊橋-辰野間、196km/7時間の列車追跡記事が印象的で、
翌年、小5の春に初めての乗り鉄旅に出かけるきっかけに。
毎月買うおこづかいなどなくて、とても大切にしていた。
最近になって、たまたまフリマで見つけて再び入手。
繰り返し読んでいたので、44年ぶりにページをめくっても、
記事の内容や写真から広告まで、ほとんど覚えている。
列車追跡記事では、車内や駅頭での風景写真がたくさん。
当時の生活や人に密着した鉄道風景がとても良いのだけど、
今だったら、車内や駅構内での撮影許可や肖像権の問題、
取材も誌面への掲載も難しいのだろうなぁ・・・と。

そして、[No.704] 2025年6月 最終号
クルマやバイクも鉄道も、親しんだ雑誌が次々に休刊。
ネット媒体との差別化が難しいのは理解できるけど、
無料のネット記事など、検索すれば分かるようなのばかり。
深い取材に基づき、読み物として練られた記事は少ない。
「'80年代の鉄道を考える社会派・情報・専門誌」から、
今月の最終号では「鉄道の将来を考える専門情報誌」に。
新型車両がどうとか、古い車両が引退だとかだけでなく、
地方路線存続の意義と課題とか、鉄道経営への提言とか、
もう、そういうのは求められていないのかなぁ・・・。