先日出かけた、立山黒部アルペンルート。
長野大町側の最初の乗り物が、関電トンネルトロリーバス。
その「トロバス」が、今シーズンを最後にいわゆるEV化されるのだと。
今回のお出かけは、さよなら乗車を兼ねていた。

富山側にも立山トンネルトロリーバスが走っていて、こちらは存続する。
黒部の太陽やプロジェクトXの影響か、「関電」の方がメジャーだけど。
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 関電トンネル 無軌条電車 300形  @黒部ダム駅

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 変わるんにゃ。 by くろにょん

途中、長野・富山の県境、難工事の象徴「大破砕帯」、そして貫通点には、
照明付きの標識があって、車内放送と映像モニターでも案内される。

ちなみに、トロバスの正式名称は「無軌条電車」で、法的には鉄道の仲間。
トンネル内の標識類も、鉄道で見慣れた形状のものが使われている。
途中の信号所で対向車とスタフ交換するのも、単線鉄道と同じで楽しい。
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 トロリーポール

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 頭上には架線  @扇沢駅

自然保護と、長大トンネル内の排気ガス対策で採用されたトロバス。
技術の進歩で、EVの方が実用性や経済性で有利になったんだろうなぁ。
走行範囲は限定的だし、地上設備のメンテナンスも低減できるし。

来季から導入される車両は、パンタグラフによる超急速充電式とのこと。
1回の充電による航続距離は約30kmで、営業時には片道6.1kmの
トンネルを1往復するごとに、扇沢駅で10分間の急速充電を行うのだと。

「パンタグラフ」に反応するけど、もう法的にも鉄道ではなくなる。
なので、関電は8月に北陸信越運輸局へ鉄道事業廃止を届出済み。
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 山間にトロバスが集う風景もあと少し

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 既に車庫には新車が

車庫にいた新車には、自動車のナンバープレート。緑ナンバーではない。
関電トンネルは「道路」ではなく、本来はナンバープレート不要なのだと。
整備入庫などの公道走行用に、白ナンバーを取得しているのだそう。

訪れた11月11日時点で、「ラストランまで、あと19日」。
そうか、届出上は来春で廃止とはいえ、冬期間は閉鎖だもんなぁ。
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  あと19日で

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 「トロリー」の文字が消える

鉄道好きとしては寂しいけど、まだ富山側は「日本唯一」となって残る。
1996年のトロバス化で歴史は浅いけど、乗りに行ってみたいもの。

アルペンルートで最後の乗り残し区間でもあるし・・・。(苦笑)