昨日も、丹沢湖上流の2つのダムのカードをもらいに行った。
ちょうど「神奈川のダムはコンプリートしてみようかな」なんて
思い始めたけど、今朝の神奈川新聞の一面は、県内のダムネタ。

　神奈川新聞（2017/1/8）

「相模ダム大改修へ」　ざっくり言うと、
　・県内の水道水の9割は、相模・城山・三保・宮ヶ瀬から
　・相模ダムは1947年完成で、今年でちょうど70年
　・堤体本体の強度は問題ないが、ゲートと柱の老朽化は進行
　・工期15年、費用200億円の大規模改修の実施を決めた
　・合わせて、浸食の進む放流部の大規模な護岸工事も行う

「ローラーゲート」から「ラジアルゲート」に変更するとか。
ダムカードに書いてある、あの難解な専門用語ね。（笑）
（垂直開閉の扉から、円弧状に動く扉に替えるということ。）

　先月もらったばかり♪

同規模の大型ダムの大改修は、全国でも前例がなく、
ダムを使いながら、水の少ない冬期に1門ずつ改修するので、
工期も長くて難しい工事が予想されると。

まだこれから構造検討開始で、着工が24年頃とのことなので、
気が遠くなるようなロングスパンの工事だけど・・・。 

最近時々ニュースになる、古い土木構造物の寿命の問題。
構造や環境、竣工以降の補修履歴などにもよるだろうけど、
これから、大規模更新の必要なものが増えてくるのだろうなぁ。