元祖新幹線、0系車両が、ついに定期の営業運転から撤退した。
かなり前から、山陽区間での「こだま」運用のみとなっていたが、オリジナルの
白地に青帯塗装を復活させた編成が走っており、見に行きたいと思っていた。
が、結局叶わず・・・。


子供の頃、何度描いたか分からない、この「顔」

「ひかり」ダイヤでのさよなら運転が残っているようだが、そういう「お祭り列車」には
あまり興味なし。 やはり、定期列車でがんばっているうちに会いに行きたかった。

子供の頃、いとこの家に行く為に母に連れられて毎年乗った、思い出深い車両。
最後に乗ったのは10年近く前、広島で乗り継いだ「こだま」号。
シートはリニューアルされたが、トンネルでの「ミシミシッ!」と車体がきしむ音や、
一昔前の天井の造形などが、とても懐かしかった。
加速も、通勤電車並みの最近の車両と違い、ゆったりしたもの。
でも、いかにも「長距離高速列車の発車」という感じで、昔から好きだった。
グリーン車からビュフェや食堂車まで従えた16両編成を、懐かしく思い出してしまう。


このJR西日本カラーも、嫌いじゃなかった

300km/h運転の後輩車両に追い立てられながら、老体に鞭打って走るのも終わり。
ノンストップで走り続けた「夢の超特急」、お疲れ様でした。

nyapon