昨日は朝から、鉄道写真家 広田尚敬氏・泉氏 親子の写真展を見るために、
「街」にお出かけをした。
新宿のキヤノンで用事を済ませてから昼食、カメラ屋街をブラブラしたあと、
会場であるキヤノンギャラリーのある品川へ。 まるでキヤノンめぐり。

講演会の受講券も持っていたので、その前に作品を鑑賞しようと会場に早めに
着くと、両氏が著書へのサイン会を行っていた。 早速購入して列に並ぶ!(笑)
ブログも毎日チェックしている次男の泉氏は年齢も近く、気さくに話しかけても
頂いたが、さすがに「鉄道写真の神様」と呼ばれる尚敬氏の前では緊張して
しまった。 nyamoも「雑誌で見たことあるおじさんだ。」と納得している。(苦笑)


ポスターの写真は、泉氏による新幹線500系のシルエット
東京駅付近を低速走行中の、驚異の「1秒間流し撮り」!

作品を見ていくと、鉄道写真を記録写真からアートに高めた、日本でのパイオニア
である尚敬氏がデジタルにもいち早く取り組み、保守的な人の多い鉄道趣味界で、
今でも最先端のトライを続けている事に驚いてしまう。

さすが両氏の講演会だけあり、会場には鉄道趣味誌の編集長の顔もちらほら。
こちらは顔は知らなかったが、誌上で名前を見かけるライターや国鉄技術者OB
の方々も紹介されていた。


流し撮りのコツを解説する泉氏に、マイクを差し出す尚敬氏

内容も、泉氏によるテクニカルなアドバイス、尚敬氏による鉄道写真から
鉄道趣味全体への意見など、参考になる面白い話をたくさん聴くことができた。
軽い気持ちで応募した受講だったが、とても有意義でnyamoも面白かったようだ。

やはり「写真が趣味」なんて言っているのだから、もっと良い作品を見る機会を
つくらねば、と反省も。
ということで、近刊の尚敬氏の写真集を買うべく、お小遣いを捻出中。
定価 10,000円也・・・。

nyapon