なんちゃって田舎暮らし 別館

当ブログは、我が家のWebサイト「nyaponとnyamoの なんちゃって田舎暮らし」の日記別館です。

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朝起きて、会社の安否確認システムの掲示板にアクセスしてみると、
予想通り自宅待機の指示が配信されていた。 



何年か前に、出社後に帰宅指示を出して最寄駅を大混雑させ、
自家用車組は橋が通行止めで帰宅が夜中になる人多数と、
大変なことがあったので、最近は会社の判断がスピーディーになった。

しかし、同じ神奈川県内なのに、本社は「出社見合わせ」、
うちの事業所を含めてその他は「自宅待機」。
この、ビミョーなニュアンスの違いは何なのだろう・・・。(苦笑)

このあたりも、いよいよ風が強くなってきた。 用心せねば。
すでに被害の出ているところもあるけど、最小限で済みますように。

午前中は大雨が断続的に降って、場所によっては道路が川のように。
神奈川でも道路冠水で通行止めや、避難勧告が出たところも。
ナビ画面でも、山沿いに通行止め表示の区間が。



お昼すぎには一旦雨が上がって、真夏のような空に。
今日は朝から涼しかったけど、日が照ると蒸し暑い・・・。
まさに「嵐の前の静けさ」という感じ。



あ、また雨が降ってきた。
明日にかけては、風の対策もしておかなくては。

我が家のサイクロン掃除機の話。(笑)



7年使ったダイソン君が故障したので買換え。
買った当時は、フィルターを使わないサイクロン式では
オンリーワンの存在だったダイソンだけど、
ここ最近、やっと国内メーカーからも出始めた。
特許が切れたのか、回避できたのか?

デザインは好きだったし集塵性能に不満もなかったけど、
甲高い騒音、パソコンのUPSの警報が鳴る電力消費、
微妙に使いづらいアタッチメントやホースの取り回しなど、
国産の方が「良くできている」と思えるところも多かった。

で、メインユーザーのnyamoが調査と検討を重ね、
サイクロン式は継続採用、メーカーは国内回帰で決定。
サイクロン部の構造、前のは円形配置の5気筒だったけど、
今度のはW型12気筒。 ちょっとカッコ良いぞ。(笑)


一見V8かと思ったけど、中央列もあるW型12気筒(笑)

7年前の機種と比較するのが間違いかもしれないけど、
運転音も圧倒的に静かで、消費電力も30%ほど下がった。
nyamoの感想も、「取り回しも軽くて、前のよりよく吸う感じ」。

掃除機としては決して安いクラスではないけど、
毎日使うnyamoが気に入ったのなら、良かった良かった。

学生時代に読んだ、浮谷東次郎の「がむしゃら1500キロ」。
伝説のレーシングドライバーの中学生時代の日記。

非力な50ccのバイクで、千葉-大阪間往復1500キロ、
まだ15歳だった東次郎の旅の記録が中心となっている。
でも、単なるツーリングレポートではない。

恐ろしく早熟で傲慢なところのある、思春期の東次郎。
小五~中学時代に(当然、東次郎と同じく親のお金で)
汽車での一人放浪旅をさせてもらっていた自分も、 
東次郎が旅の途中で感じた「なさけなさ」は、
なんとなく分かる気がした、あの読後感がよみがえってきた。



およそ四半世紀ぶりに読み返して気付いたこと。
小排気量バイクでトコトコ遠くまで出かけることに、
憧れや喜びを感じる、原点はコレだった!

まだ、東海道のほとんどが砂利道だった時代と、
現代の125ccでの旅では、比較するのも失礼だとは思う。

でも、峠を越えて遠くの町までやってきてエンジンを止め、
小さな空冷エンジンが「カチンカチン」と音を立てていると、
「お前、よく頑張ったなぁ」なんて声をかけてやりたくなり、
とても愛しく感じる。 (笑)

続編ともいえる「俺様の宝石さ」も、また読みたくなった。
とりあえず、Amazonでポチっ・・・。